🌸近頃
4月から入園された利用者のお子さん達は、園生活に馴染んでいる頃
かしらと思っています。俗にいう5月病?ゴールデンウイークの壁は乗り
越えられたことと信じています。
<アッツ桜> 花言葉は、愛を待つという意味もあるようです。 7,8年ほど前に植えたのですが、しゅうめいぎくや忘れな草 の勢いに圧倒されたのか?ここ数年かくれんぼをしていました。 「わたし、ここにいるよ。見て見て!」と言わんばかりに、 ひっそりとしながらも凛と咲いているのを発見しました。感動です! |
赤ちゃんは、とても正直だと思います。「お腹がすいたよ。」「眠たい。」
「なんか気持ち悪いな。」などなど、自分のしてほしい関りを求め、泣く
ことで周りの大人に伝えようとしています。
普段の赤ちゃんの様子が分からない私のような者には、今の泣いている
状態が一体どうしてなのだろうと考えます。そして、泣き方からみて、
「抱っこしてほしいのかな?」「わかったよ。抱っこだね。」と抱っこし
てみます。ピタッと泣きやむ場合は、「そっか。甘えたかったのね。」と
納得です。
ゆらゆら揺られて、うっとりと気持ちよさそうにしている赤ちゃんを
見ていると、自然に笑みがこぼれます。抱いている大人を信じ、身を
ゆだねているのです。
なんとも愛おしく、かけがえのないものに感じられます。命の重みが、
腕の中にずっしりと伝わってきます。
先日のこと、鳥のさえずりに誘われて出てみると、玄関前の電線に
つばめが止まっていました。数日前から我が家の周りで巣作りの場所
を探しているようだと家人が言っておりました。
鳥の世界も人間の世界も同じですね。
💛赤ちゃんに絵本を読んであげるとき
赤ちゃんが機嫌よくひとり遊びをしているような時には、出来るだけ
絵本を読んであげたいと思い、月齢に合わせて本選びをします。
「おひさま はんぶん めをあけた」から始まり、
「おはよう おはよう みんな おはよう」で終わる、わずか8枚
の紙面に描かれた単純明快なストーリー展開。
ねんねしている赤ちゃんに読んであげるには、ピッタリです。
やさしい色使いでわかりやすい絵とわかりやすく優しい日本語で
描かれているのが、何より嬉しいです。
赤ちゃんのひとり遊びをそっと見守ることも必要ですが、優しく
語りかけたいとき、言葉のプロの力、「絵本の力」を借りることも
あります。
「子どもだからこそ本物を届けたい。」と語っていらっしゃった
「かさじぞう」(福音館書店刊)の作者赤羽末吉さんの言葉※を思い
出します。
じっと絵本を見ている赤ちゃんの表情を見ていると、そんな思いが
伝わっているように感じます。
※赤羽さんは、「かさじぞう」の背景の雪を描くのに、いろんな
ところの雪を観察し、とことんこだわって雪を表現されていたと
編集者の方からお聞きしたことがあります。3年ごしに作品が完成
したとか?