2018年7月31日火曜日

絵本大好き! 8


  💛 「毎日、暑いですね!」が、挨拶の定型文のようなこの頃です。
    
    改めまして、
     暑中お見舞い申し上げます。
    ありきたりな言葉ですが、暑さに負けず元気でお過ごしください。

     そんな中で、たくさんの方々から旬な野菜を頂戴する日々が続きまし
    た。晴天続きの賜物でしょうか?こんな夏も初めての経験ですし、あり
    がたいことです。


なす、とまと、オクラ、じゃがいも、ピーマン、ミニトマト
     ゴーヤ(これは、我が家恒例の作物です。)等々



     この日照りの中での摘芯から始まり、水やりや草取りなど手間ひま
    かけて作られた農作物ですから、一つも無駄にすることなくお腹の中
    に収めたいと思っています。得意とは言えませんが、嬉しい悲鳴を
    あげながらの料理に追われている毎日です。

     なすはピーマンとピリ辛に味噌炒め、あるいは、なすのキムチ漬けに!
    じゃがいもは圧力鍋で蒸し、旨い塩を軽く振り素材の味を生かして食べる
    のが好きです。とまとは生食はもちろんですが、たくさんある時はミキサー
    にかけ、ジュースやスープにしていただきました。

     そのおかげでしょうか?この暑さに負けず元気に過ごしております。
    「おかげさまです。」と、届けてくださった皆さまに心から感謝申し
    あげたいです。
  
   💛 青々とした野菜たちを見ていて、この絵本を思い出しました!
      元気が出る絵本です。

      
『おやおや、おやさい』
石津ちひろ 文 山村浩二 絵 福音館書店 刊

      「きょうは いよいよ マラソンたいかい」と始まり、
      馴染みの野菜たちが登場し、元気にマラソン大会で走るお話です。

              ―文中ー
      「かぼちゃの ぼっちゃん かわに ぼちゃん」
      「えのきの あにきは のんきに あるき」
      「まって まってと トマトの おとうと」
     
       韻を踏んだ言葉遊びが、楽しい絵本です。
    
      子どもが苦手な野菜たちと苦戦している時、こんな楽しいお話
     と共に、無理強いすることなくすすめることができたら、子ども
     も大人も明るい気持ちで食事ができそうです。(笑)

      同じ野菜を描いた絵本でも、本物さながらな写実的表現のもの
     もありますが、この本は言葉遊びの絵本ですから、その内容にま
     さにピッタリの絵だと思います。

      言葉の魔法が威力を発揮することがあります。リズミカルな
     言葉を軽妙に使うことで、楽しみながら豊かな言葉を身に着けて
     くれることでしょう。この絵本には、そんな力があると思います。

      余談になりますが、…。
     言葉を遊び的に使うことで、物事を和らげることをねらう時が
     あります。
      
      3番目の娘には、
      「頑張って!」ではなく、「ガンバルンバ!」と何度エール
     を送ったことでしょう。
      「勝手(いいように)にして!」は、「勝手にシンドバット」
     です。(これは、サザンの歌の題名なのですが)などなど…
      素直な娘は、大人になるまでこの言葉たちが、共通言語だと
     思っていたらしく、母としては「ごめんなさい!」と謝りました。

      頑張っている人に、これ以上の励ましはプレッシャーになる
     かな?でも、頑張ってほしいな。そんな時に使いたい言葉です。

      まだまだ暑い日が続きそうですが、皆さまお元気でお過ごし
     ください。私どもも皆さまに支えていただきながら、元気に
     過ごしております。(合掌)

      
     
    

2018年7月24日火曜日

近頃


 💛リフォームしました!

     先週末、1階フロアをバリアフリーにする工事がようやく終わり
    ました。当初の予定を大幅に延長しましたので、この間の不自由感
    はありましたが、日中の利用者の方がいらっしゃらなかったので、
    工事によるアクシデントもなく、幸いなことでした。

     夜の利用者のお子さんには、「おもちゃが使えない!何で遊ぶの?」
    状態があり、若干迷惑をかけてしまい申し訳なかったです。

     大工さんの仕事する様子を傍らで見ながら、天然クーラー?の中
    にいて「暑い!暑い!」とぼやきつつも、綺麗になっていく我が家、
    我がルームを見られるのは、何とも嬉しいものです。熟練した匠の
    技というか、大工さんたちの職人魂に見惚れてしまいました。作業
    の指示を出す人とそれを受ける人とのあうんの呼吸の絶妙さが、な
    んとも小気味いいというか、それぞれがプロとしての意識を持ちな
    がら、互いが認め合い、知恵と力を出し合って我が家の工事を滞り
    なく終えてくださいました。

     連日続く暑さにも関わらず、丁寧な仕事ぶりに脱帽です。本当に
    ありがとうございました。

     保育の現場とは全く違う職種ではありますが、人と人とが信頼
    しながら、互いの力を出し合い協力して仕事を進めていくことは、
    すべてのことに通じることだと、改めて思ったところです。

     バリアフリーは、それなりの年齢になった私たち夫婦にももち
    ろんですが、何と言っても、お預かりするお子さん達に安全な場
    を提供することがそもそもの目的です。おかげ様で綺麗になり、
    これからは、動きが活発なお子さんを安心して見守ることができ
    ます。

     話は変わりますが、…。
    先日のことです。7月13日付「新潟よみうり」(月2回第2・
    第4金曜日発刊)に我がルーム「こころほいく」の紹介記事を
    掲載していただきました。

     
取材していただいたのは、リフォーム前です。
それなりに上手く撮っていただき、ありがとうございます。

     取材してくださったIさんは、子育て中のママさんでした。
    「働いていて、子どもを預けるところがなく、困った時があった。」
    と話されていました。そんな視点で、好意的に記事を書いてくだ
    さったのだと思います。

     これからも安全でかつ安心な環境でお預かりできるように、より
    一層緊張感を持ちながら、努めていきたいと思います。

     「こんな場所があったら、我が子を預けたかった。」と言って
    くださったIさん、この度はお世話になりました。ありがとうござ
    いました。

2018年7月3日火曜日

子どもとおもちゃ 7

 💛 新車?を買いました。
   
(クネクネバーン/ベック社・ドイツ製)
先日、車・飛行機・電車が大好きという1歳後半の男の子を3日間
     お預かりすることになりました。1日のお預かりでしたので、長い
     1日を楽しく、かつ安全に過ごしもらいたいと思いました。
      
      ゛お気に入り“を探すべく、この機会に車のおもちゃを買い求めよう
     と、店頭でしばらく頭を悩ませた結果です。欲しいと思うものが、欲
     しい時に何でも求めることが出来れば、苦労はないのですが、…。(笑)

      遊び方ですが、…。
      トップと段違いに2台の車を配置してやると、カラカラという音を立
     て、全速力で走ります。正しい置き方さえしてやれば、脱輪することな
     く着地してくれます。順番が途中で入れ替わることはありませんが、
     その規則正しく走る様子とカラカラという音が、なんとも心地よく感じ
     られます。ただこれだけのことなのですが、飽きることなく楽しめます。

      さて、A君はそれで果たして遊びを楽しめたのでしょうか。……。
     まず、トップに車を配置することが難しかったようです。何度もなん
     どもチャレンジしていましたが、大人の手が介入することで達成感に
     欠けてしまいました。
      自分が主体となり遊ぶ醍醐味と、大人に手を貸してもらいながら遊ぶ
     のとでは楽しさに格段の差があるのは当然です。
      ましてや、「じぶんで!じぶんで!」のこの時期のお子さんにとって
     は、「NO!」ですね。

      たまたま、2歳後半の男の子と一緒に遊ぶ場面がありました。指先が
     器用になってくるこの時期のお子さんは、見事に遊び込んでくれました。
     この1歳の年齢差と発達の差がこうも大きいものかと今さらながらに痛感。
      遊びの適時性は、やはり大切ですね。

      「これは、〇〇ちゃんの(車)だよ。」と主張しながらも、1台の車
     を譲り合って使う姿もあり、「これ貸してあげるよ。」と小さい子を思い
     やって遊ぶ姿がとても微笑ましく、小さい子が、大きい子を真似ようと
     一生懸命後追いをしている姿も微笑ましいですね。

      結局は、(プラ製の)手押し式のコンクリートミキサー車やダンプカー
     を走らせ、乗り物の絵本『ろせんばす』を仲立ちにしながら、「ばす!」
     と指さしすると、「そうだね。バスだね。」と遊びを共有共感しながら
     楽しみました。

      こうして、わがルームのおもちゃが一つ、また一つと増えていって
     くれることが嬉しいです。(笑)

      そして、この新車がいつか中古車になる頃、きっとたくさんの子ども
     が遊んでくれていることを願っています。