2018年12月22日土曜日

絵本大好き! 9


     💛 師走の風景と絵本『てぶくろ』

       早起きが苦手な私ですが、「ピピピピピッ!」という鳥の鳴き声
      に目覚めることがあります。そんなある日、「ピピピピピッ!」と
      いう鳴き声に誘われて外に出ると、隣の家の柿の木に群がっている
      スズメたちの姿がありました。枝に残されている柿の実をついばん
      でいるのです。無心についばんでいる姿が、何とも愛らしかったで
      す。

       「美味しそうに食べているけど、渋くないの?」と聞きたいと思
      いながら、しばらく眺めていました。食べ物が少なくなるこの季節
      に、群れでシェアしている姿にほっとしつつ、我が家のことを思い
      出しハッとしました。

       「今年は被害がなくてよかった!」と鳥侵入防止の網を取り付け
      た干し柿作りに満足していたことです。スズメたちが柿の実を一生
      懸命ついばむ姿を見て、何だか後ろめたい気持ちになり、「意地悪
      なことをしてごめんなさい!」とスズメに伝えたくなりました。

       シェアと言えば、…。
      この季節に必ずと言っていいほど、子どもたちに読んであげていた
      絵本『てぶくろ』を思い出します。
          
<ウクライナ民話>
エウゲーニー・M・ラチョフ え
うちだ りさこ やく 
福音館書店 刊

       雪が降るある日のこと。おじいさんが森を歩いていて、てぶくろ
      の片方を落として行ってしまいました。物語はここから始まってい
      くのですが、…。じつは、後からついていくこいぬがいたのです。

       すると ねずみが かけてきて、てぶくろに もぐりこんで 
       いいました。
       「ここで くらすことに するわ」

       そこへ かえるが ぴょんぴょん はねてきました。
       「だれ、てぶくろに すんでいるのは?」
       「くいしんぼうねずみ。あなたは?」
       「ぴょんぴょんがえるよ。わたしも いれて」
       「どうぞ」
       ほら、もう 二ひきに なりました。
       
       うさぎが はしってきました。
       「だれだい、てぶくろに すんでいるのは?」
       「くいしんぼうねずみと ぴょんぴょんがえる。あなたは?」
       「はやあしうさぎさ。ぼくも いれてよ」
       「どうぞ」

       もう これで 三びきに なりました。

               ー中略ー

        つぎつぎにやって来る、おしゃれぎつねに、はいいろおおかみに
       きばもちいのししとこのやりとりを繰り返し、狭くて窮屈ながらて
       ぶくろの中をシェアし合っている森の動物たち。

        最後にやって来たのが、のっそりぐまでした。
      
         


        「うおー うおー。わしも いれてくれ」
        「とんでもない。まんいんです」
        「いや、どうしても はいるよ」
        「しかたがない。でも、ほんの はじっこにしてくださいよ。」
        これで七ひきに なりました。てぶくろは いまにも 
        はじけそうです。

         そして、エンディング。

                         てぶくろが片方ないのに気がついたおじいさんは、探しに戻って
        きます。もちろんこいぬもいっしょです。

         「てぶくろは、むくむく うごいています。」 (文中)

         「わん、わん、わん」とこいぬがほえたてると、七ひきの動物
        たちはびっくりして、森のあちこちに逃げていきます。

         「そこへ おじいさんが やってきて てぶくろを ひろい
         ました。」とこの話は結ばれています。

          てぶくろの中に七ひきの動物が入る?大人は、「現実的には
         ありえない!」と思うでしょう。でも、子どもは違います。
         次々に登場するユーモラスな動物たちに感情移入し、ワクワク
         ドキドキしながらこの物語の世界にひきこまれています。この
         物語のてん末にかたづを飲み、楽しんでいます。子どもにとって
         身近で大好きなてぶくろにこんなドラマが生まれたら、きっと素
         敵ですね。

          担任をしていた頃、この時期に行われる発表会で、
         「てぶくろ」の劇遊びを楽しんだことが、今では楽しい思い出
         です。

          お預かりする赤ちゃんの中には、絵本がまだおもちゃの段階
         のお子さんもいます。そんなお子さんには押しつけたり、無理
         じいすることなく、子どもがやりたいようにあるがままの姿を
         受け止めつつ、1冊、また1冊と投げ出すたびに、「これは
         ○○だね」「これは△△だね」と、言葉(題名)を添えて伝え
         ています。

          そんな繰り返しの中で、お気に入りの1冊の絵本と出会って
         くれた時は、嬉しいですね。(笑)

          そんなこんなで3,4日費やしているうちに大変なことが
         起きてしまいました。隣の家の庭に職人さんが入り、冬囲い
         の作業が始まったのです。見ると、たくさんあった柿の実が
         1つ残らず落とされていました。スズメたちの落胆している
         様子が目に浮かぶようです。 
       

2018年11月8日木曜日

実りの秋、収穫の秋 第一弾!


  💛 干し柿
     
      
<我が家のベランダ風景>
今年は、ネットを張らせてもらいました。どこかで見ている鳥さん、
ごめんなさい!

奥と手前で柿の色合いの違いは、初回、2回目、3回目の
干した時期の違いによるものです。

     干し柿作りは、我が家の恒例行事になりつつあります。ご近所の方の
    ご厚意で始まったことでしたが、今では、喜んで食べてくれる人の顔を
    想像しながら柿の皮むきにいそしんでいます。(笑)

     生のままでは到底食べられない渋柿が、天日とこの時期の冷たい風に
    当たることで、甘くおいしく食べられるようになり、かつ、体にいい
    効能がたくさんあるということで、先人の知恵には頭が下がります。

     
<出来上がった干し柿にお茶を添えて>
ハロウィーンの日、利用者のお嬢さんと一緒に
ちらし寿司を夕食に食べました。その空き容器と共に
収穫の喜びを分かち合うことにしました。

      いざ食べてみると、どうもお口に合わなかったようです。

     柿の皮をむく様子や吊るしてあるすだれ状態の柿を見る
    ことで、「干し柿を食べる」という「食の体験・食育」へと
    つながる試みをしたのですが、旺盛な好奇心とは別物でした。

     「五感を培う」というねらいは充足されたかな?と自己満足
    している私です。

     干し柿の食感は、好き嫌いが分かれるところですが、…。
    「美味しいからどうぞ!」と人にすすめることが苦手な私は、
    目下のところ、隣人の息子と遠方にいる娘二人のみにお裾分け
    しました。

     昨年の今頃も紹介しましたが、「泣いた赤鬼」のお話に出てくる
    「おいしいおかしがあります。おいしいおちゃもあります。ぜひ
    あそびにきてください。」と、まさにそんな心境です。

     話が少しそれますが、…。
    10月に開催された、おもちゃの店「クルテク」主催の「保育セミナー」
    に、私はスタッフの一人として参加させてもらいました。
     そこで新たな学びをたくさんさせてもらいましたが、今回、私の中で
    ストンと落ちた言葉があります。
     「ウエルカム」です。

     私たち夫婦が利用者さんと向き合う時につねに心掛けていることは、
    まさにこの「ウエルカム」の心持ちです。お子さんに対しても同じです。
    そんな心持ちでお子さんと向き合うことで、泣いている赤ちゃんが
    ニッコリ笑ってくれる瞬間が、至福の時です。

     余談ながら、「おじいちゃんの方がいい!」という赤ちゃんもいたり
    して、夫は得意顔です。(笑)

     今秋の収穫祭の集大成!
    「美味しい柿を召し上がってください。美味しいお茶もございます。」
    

2018年11月6日火曜日

実りの秋、収穫の秋


  💛 芋掘り
      「○○ちゃん、おじさんの畑のサツマイモを一緒に掘ってみる?」
      「うん!やりたい!」
      「分かったよ。」
      ということで、1週間ほど前、6歳女児の可愛い利用者さんと
      芋掘りの体験を約束しました。

       お天気と予定が整い、遅まきながらのお芋掘りが今日ようやく
      実現しました。9歳男児の孫(学校行事の代休でした。これは
      ラッキーでしたね!)も加わって、夫そして私の総勢4人での
      芋掘りです。

       孫の手?猫の手?…いや、失礼!(笑)
      土にまみれた小さな紳士淑女たちの働きぶりといったら、掘る
      たびに登場してくる土の中の生き物たち(ミミズ、ダンゴムシ、
      幼虫にワラジムシなどなど)の魅力に惑わされることなく、
      次々に顔を出す芋たちとしっかり向き合っていました。

      「わあ、これはでかい!」「よーし、ほるぞ!」と腕まくり。

      「おばさん、携帯ばかりいじっていないで早く一緒にやってよ!」
      と、エール?を送られ、1本取られましたね。(笑)

       4畝ある中の1畝をこの日のために残しておいたのですが、
      想像以上の力を発揮し、頑張る二人の子どもたちからにパワー
      をもらった六十路の私たち二人。

       実りを収穫する喜びやワクワクする心が、子どもたちに大きな
      力を与えてくれたようです。当初心づもりした30分はあっと
      いう間に過ぎて、1時間ほどの芋掘り体験となりました。

       「つぎに私がくるとき、お芋の天ぷらをつくっておいてね!」
      とのラブコールです。

       「えっ?」と思いつつも、
       「はい!」と答えた私は、必要とされる喜びを噛みしめました。
                (笑)

       かぼちゃならぬサツマイモでの「こころほいく」の収穫祭でした。

                   
「あま~く、あま~く、なあ~れ!」と天日干し

でぶイモちゃん10本がすでに淑女と一緒に家に帰りました。
 (1畝分のでぶイモちゃんにちびイモちゃんたちです。)

2018年9月20日木曜日

1年を振り返って


  
  💛昨夜、
    宝塚市にいる末娘のところから3日ぶりに我が家に帰ると、玄関に立った
   その時、甘くかぐわしい香りが柔らかな風にのって私の鼻に届いてきました。
    「もしや…」と近くにいくと、暗い中に、金木犀の橙黄色の花がたわわに
   咲いていました。
    
    今年は少し早いような気もしますが、いつしか季節が移ろいで、秋の足音
   を感じた時です。


 
<我が家に秋の訪れを知らせてくれる花の一つ、満開のキンモクセイです>

我が家の一室に短時間の預かり保育「こころほいく」を開かせて
    いただいてから、かれこれ一年が過ぎようとしています。月日の経
    つのは、本当に早いものです。

     昨年9月よりスタートし、実際に初めての利用者さんを迎えるま
    で、およそ2か月半が長く感じられてことを今も忘れません。そう
    いう意味では、11月14日は記念日です。

     それから10か月、いろんな方からのご縁をいただき、2か月の
    赤ちゃんから5歳までのお子さんをお預かりさせていただきました。
    泣いても笑っても、子どもは可愛いです。特に赤ちゃんは、宝物に
    触れるごとく、大切に大切に触れさせていただいております。

     たくさんの出会いに感謝する日々です。

     最近では、車で片道40~50分かかる遠方の方から利用してい
    ただいております。「遠くからおいでいただき、ありがとうござい
    ます。」と感謝の思いを伝えると、「助かりました。ありがとうご
    ざいます。」とのお言葉。頭が下がります。

     こうして利用してくださる方々があっての「こころほいく」であ
    ることはもちろんですが、私の思いを支えてくれる家族があり、
    応援してくれるスタッフがいてくれるからこそ、これからの2年目
    が迎えられます。本当にありがとうございます。

     金木犀の花言葉は、「謙虚」です。初心を忘れずに頑張ります!
    微力ですが、これからもお子さんとお母さんが安心して過ごせる
    居場所つくりに心をつくしていきたいと思います。

     これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2018年8月14日火曜日

子どもとおもちゃ 8


  💛 おままごととキッチン

    
おままごとキッチン(木遊舎製)
引き出しを取り出すと、棚として合体することができる優れものです。
木のぬくもりが温かく、ほっとさせてくれます。
そして、…
お値段がリーズナブルで求めやすいのも魅力の一つでした。

      左側に見えているものが従来使っていた流し台です。
     この流し台で上手に遊んでくれている我がルームの小さなお客さま
     は年長組さんなので、身の丈に合わず小さすぎると承知していまし
     た。子どもの体のサイズに合った大きさ(高さ)のものにリニュー
     アルしたいとずっと考えていました。

      この度ようやくその願いが叶い、(右側の)新しい流し台を求め
     ることができました。とは言っても、我がルームの限られた空間を
     最大限に活用し、かつお預かりするお子さんの年齢などに合わせた
     環境作りをするために、自在に動かせる卓上型のものを選びました。

      そして、その流し台がようやく届いたその日は、小さなお客さま
     が利用する日だったので、まさにタイムリーそしてサプライズにな
     りました。
      見るやいなや、「すごい!やっと来たね。」と大喜びしてくれて、
     私も嬉しかったでした。早速に遊び始めたAちゃんは、「疲れるか
     らこの椅子に座る!」と椅子を出してきました。この時、まだ気づ
     いていない私は、「お母さんは、立ってお料理しているよね。」と
     やんわりと異を唱えました。すんなりと受け入れたAちゃんは、
     自分仕様に小道具たちをレイアウトすると、「これでいい!!」と
     納得して遊んでいました。

      「あとで洗うからここにお茶碗をおいてね。」と、食べ終わった
     食器を洗い場に置いていました。洗い場が広くなったことで、リアル
     な生活感が生まれたように思います。

      さて翌日…。
      環境を整えていて、「位置が高い!」ことに気づかされました。
     60Hの棚の上にあげたわけですから、当然と言えば当然なこと。
     「椅子に座る!」と言ったAちゃんの直感が当たっていたのです。
     「負うた子に教えられて…」ではありませんが、自分がとても恥ず
     かしかったです。
      明日、来たら早速に謝ろうと思います。

      我がルームでは、…。
      どんぐりなどの自然物や花ガラやカラーリング、毛糸などを使い
     見立てて遊んでくれているAちゃんです。まるごと人参やまるごと
     ハンバーグの素材は、あえて使わないことにしています。白い花ガ
     ラは、お米や小麦粉になり時には牛乳になって、お鍋でお料理され、
     ちゃぶ台に並べられます。お互いがそれぞれの役になりきって、
     「お母さんの作ってくれた○○は、美味しいね。」と会話が弾みま
     す。(ちなみに私は、おねえちゃん役です。)
      見立てる力は想像力を培います。この想像力を大切にしたい思い、
     まんまの素材を使わないことが、私のこだわりです。

      ある時には、「クリームのせパンケーキの出来上がり!」とこど
     も園の先生役を演じきっているAちゃん。(もちろん私は、子ども
     役です。)ごっこ遊びでいろいろな役割を演ずることで、その役の
     思いをくみ取り想像し、豊かな言葉をあやつって遊んでいます。そ
     の姿は頼もしく、微笑ましく、思わず笑みがこぼれます。(笑)

      これからの課題は、
     年齢の低いお子さんが口に入れても安心なままごと食材の用意です。
     身の丈に合わせた大きさのお手玉を作りたいと思っています。白は
     ご飯、赤はりんご、緑は青野菜、黄色はバナナ、橙はみかん、黒は
     のりなどなど。色といどりな想像の花が咲きますように!













      

2018年7月31日火曜日

絵本大好き! 8


  💛 「毎日、暑いですね!」が、挨拶の定型文のようなこの頃です。
    
    改めまして、
     暑中お見舞い申し上げます。
    ありきたりな言葉ですが、暑さに負けず元気でお過ごしください。

     そんな中で、たくさんの方々から旬な野菜を頂戴する日々が続きまし
    た。晴天続きの賜物でしょうか?こんな夏も初めての経験ですし、あり
    がたいことです。


なす、とまと、オクラ、じゃがいも、ピーマン、ミニトマト
     ゴーヤ(これは、我が家恒例の作物です。)等々



     この日照りの中での摘芯から始まり、水やりや草取りなど手間ひま
    かけて作られた農作物ですから、一つも無駄にすることなくお腹の中
    に収めたいと思っています。得意とは言えませんが、嬉しい悲鳴を
    あげながらの料理に追われている毎日です。

     なすはピーマンとピリ辛に味噌炒め、あるいは、なすのキムチ漬けに!
    じゃがいもは圧力鍋で蒸し、旨い塩を軽く振り素材の味を生かして食べる
    のが好きです。とまとは生食はもちろんですが、たくさんある時はミキサー
    にかけ、ジュースやスープにしていただきました。

     そのおかげでしょうか?この暑さに負けず元気に過ごしております。
    「おかげさまです。」と、届けてくださった皆さまに心から感謝申し
    あげたいです。
  
   💛 青々とした野菜たちを見ていて、この絵本を思い出しました!
      元気が出る絵本です。

      
『おやおや、おやさい』
石津ちひろ 文 山村浩二 絵 福音館書店 刊

      「きょうは いよいよ マラソンたいかい」と始まり、
      馴染みの野菜たちが登場し、元気にマラソン大会で走るお話です。

              ―文中ー
      「かぼちゃの ぼっちゃん かわに ぼちゃん」
      「えのきの あにきは のんきに あるき」
      「まって まってと トマトの おとうと」
     
       韻を踏んだ言葉遊びが、楽しい絵本です。
    
      子どもが苦手な野菜たちと苦戦している時、こんな楽しいお話
     と共に、無理強いすることなくすすめることができたら、子ども
     も大人も明るい気持ちで食事ができそうです。(笑)

      同じ野菜を描いた絵本でも、本物さながらな写実的表現のもの
     もありますが、この本は言葉遊びの絵本ですから、その内容にま
     さにピッタリの絵だと思います。

      言葉の魔法が威力を発揮することがあります。リズミカルな
     言葉を軽妙に使うことで、楽しみながら豊かな言葉を身に着けて
     くれることでしょう。この絵本には、そんな力があると思います。

      余談になりますが、…。
     言葉を遊び的に使うことで、物事を和らげることをねらう時が
     あります。
      
      3番目の娘には、
      「頑張って!」ではなく、「ガンバルンバ!」と何度エール
     を送ったことでしょう。
      「勝手(いいように)にして!」は、「勝手にシンドバット」
     です。(これは、サザンの歌の題名なのですが)などなど…
      素直な娘は、大人になるまでこの言葉たちが、共通言語だと
     思っていたらしく、母としては「ごめんなさい!」と謝りました。

      頑張っている人に、これ以上の励ましはプレッシャーになる
     かな?でも、頑張ってほしいな。そんな時に使いたい言葉です。

      まだまだ暑い日が続きそうですが、皆さまお元気でお過ごし
     ください。私どもも皆さまに支えていただきながら、元気に
     過ごしております。(合掌)

      
     
    

2018年7月24日火曜日

近頃


 💛リフォームしました!

     先週末、1階フロアをバリアフリーにする工事がようやく終わり
    ました。当初の予定を大幅に延長しましたので、この間の不自由感
    はありましたが、日中の利用者の方がいらっしゃらなかったので、
    工事によるアクシデントもなく、幸いなことでした。

     夜の利用者のお子さんには、「おもちゃが使えない!何で遊ぶの?」
    状態があり、若干迷惑をかけてしまい申し訳なかったです。

     大工さんの仕事する様子を傍らで見ながら、天然クーラー?の中
    にいて「暑い!暑い!」とぼやきつつも、綺麗になっていく我が家、
    我がルームを見られるのは、何とも嬉しいものです。熟練した匠の
    技というか、大工さんたちの職人魂に見惚れてしまいました。作業
    の指示を出す人とそれを受ける人とのあうんの呼吸の絶妙さが、な
    んとも小気味いいというか、それぞれがプロとしての意識を持ちな
    がら、互いが認め合い、知恵と力を出し合って我が家の工事を滞り
    なく終えてくださいました。

     連日続く暑さにも関わらず、丁寧な仕事ぶりに脱帽です。本当に
    ありがとうございました。

     保育の現場とは全く違う職種ではありますが、人と人とが信頼
    しながら、互いの力を出し合い協力して仕事を進めていくことは、
    すべてのことに通じることだと、改めて思ったところです。

     バリアフリーは、それなりの年齢になった私たち夫婦にももち
    ろんですが、何と言っても、お預かりするお子さん達に安全な場
    を提供することがそもそもの目的です。おかげ様で綺麗になり、
    これからは、動きが活発なお子さんを安心して見守ることができ
    ます。

     話は変わりますが、…。
    先日のことです。7月13日付「新潟よみうり」(月2回第2・
    第4金曜日発刊)に我がルーム「こころほいく」の紹介記事を
    掲載していただきました。

     
取材していただいたのは、リフォーム前です。
それなりに上手く撮っていただき、ありがとうございます。

     取材してくださったIさんは、子育て中のママさんでした。
    「働いていて、子どもを預けるところがなく、困った時があった。」
    と話されていました。そんな視点で、好意的に記事を書いてくだ
    さったのだと思います。

     これからも安全でかつ安心な環境でお預かりできるように、より
    一層緊張感を持ちながら、努めていきたいと思います。

     「こんな場所があったら、我が子を預けたかった。」と言って
    くださったIさん、この度はお世話になりました。ありがとうござ
    いました。

2018年7月3日火曜日

子どもとおもちゃ 7

 💛 新車?を買いました。
   
(クネクネバーン/ベック社・ドイツ製)
先日、車・飛行機・電車が大好きという1歳後半の男の子を3日間
     お預かりすることになりました。1日のお預かりでしたので、長い
     1日を楽しく、かつ安全に過ごしもらいたいと思いました。
      
      ゛お気に入り“を探すべく、この機会に車のおもちゃを買い求めよう
     と、店頭でしばらく頭を悩ませた結果です。欲しいと思うものが、欲
     しい時に何でも求めることが出来れば、苦労はないのですが、…。(笑)

      遊び方ですが、…。
      トップと段違いに2台の車を配置してやると、カラカラという音を立
     て、全速力で走ります。正しい置き方さえしてやれば、脱輪することな
     く着地してくれます。順番が途中で入れ替わることはありませんが、
     その規則正しく走る様子とカラカラという音が、なんとも心地よく感じ
     られます。ただこれだけのことなのですが、飽きることなく楽しめます。

      さて、A君はそれで果たして遊びを楽しめたのでしょうか。……。
     まず、トップに車を配置することが難しかったようです。何度もなん
     どもチャレンジしていましたが、大人の手が介入することで達成感に
     欠けてしまいました。
      自分が主体となり遊ぶ醍醐味と、大人に手を貸してもらいながら遊ぶ
     のとでは楽しさに格段の差があるのは当然です。
      ましてや、「じぶんで!じぶんで!」のこの時期のお子さんにとって
     は、「NO!」ですね。

      たまたま、2歳後半の男の子と一緒に遊ぶ場面がありました。指先が
     器用になってくるこの時期のお子さんは、見事に遊び込んでくれました。
     この1歳の年齢差と発達の差がこうも大きいものかと今さらながらに痛感。
      遊びの適時性は、やはり大切ですね。

      「これは、〇〇ちゃんの(車)だよ。」と主張しながらも、1台の車
     を譲り合って使う姿もあり、「これ貸してあげるよ。」と小さい子を思い
     やって遊ぶ姿がとても微笑ましく、小さい子が、大きい子を真似ようと
     一生懸命後追いをしている姿も微笑ましいですね。

      結局は、(プラ製の)手押し式のコンクリートミキサー車やダンプカー
     を走らせ、乗り物の絵本『ろせんばす』を仲立ちにしながら、「ばす!」
     と指さしすると、「そうだね。バスだね。」と遊びを共有共感しながら
     楽しみました。

      こうして、わがルームのおもちゃが一つ、また一つと増えていって
     くれることが嬉しいです。(笑)

      そして、この新車がいつか中古車になる頃、きっとたくさんの子ども
     が遊んでくれていることを願っています。

2018年6月12日火曜日

絵本大好き! 7


     💛真っ赤ないちご

  
知人の好意で、大江山の生産者から分けていただいている、
まさに産直の朝取りいちごです。今シーズン最後とのこと
でしたので、ちょっと贅沢にたくさん届けていただきました。
    🍓いちごと言えば、今の季節には必ず読んであげたい絵本の1冊です。

         
「いちごばたけの ちいさなおばあさん」
わたり むつこ さく 中谷千代子 え 福音館書店 刊

       「いちごばたけの つちのなかに、ちいさなおばあさんが
       すんでいました。おばあさんの しごとは、いちごの みが
       なると いちごに あかい いろを つけてあるくことでした。」
       と、この話は始まります。
        ぽかぽか陽気だったある年のこと、春がすぐそこまで来ていると
       思ったおばあさんは、あわてていちごに色をぬる準備を始めるので
       した。

       「まあ、たいへん。(中略)これでは、はなが さくのも まぢか
       だわ! はなが さきゃ みがなるし、みがなりゃ あたしは いろ
       を つけなきゃならないわ。あかい いろが たっぷりいるわ。」

        こうしておばあさんは、いちごの色を作り、土のなかのひゃくだん
       もの階段を上ったり下りたりを繰り返しながら、いちごに色をぬる
       仕事をにせっせと精をだすのです。

        これで、「めでたし、めでたし!」で終わるお話ではありませんが、
       私たちが普段なにげなく食べているいちごに、こんなメルヘンチック
       なドラマがあったら、なんと素敵なことでしょう。

        このお話を読んでもらっている時の子どもたちの目は、まん丸で
       キラキラ輝いていました。いちごが大好きな子どもたちの口からは、
       今にもよだれがこぼれそうな…。

        「ちいさなおばあさん お仕事がんばってね!赤いいちごを
        ありがとう!」と、子どもたちの声が聞こえてくるようでした。

        「あり得ないこと。ばかばかしい!」と、現実を知り尽くした
        大人の人は、冷ややかにいうことでしょう。

        絵本の世界に入ることのできる子どもたちは、自分の体験と重ね
       合わせたり、追体験しながら、わくわくしたり、どきどき感を味
       わったり、喜んだり悲しんだりしながら、優しや強さなど豊かな
       感情を育んでいくのではないでしょうか。

        これが、「絵本の力」だと、私は思います。

    💛「絵本の力」と言えば、
   
        先日放送された、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀/
       最後の記録 絵本作家かこさとし」という番組を録画で見て、
       加古さんが5月2日に亡くなられたことを知りました。

        「最後まで絵本作家として生き抜いた一人のプロフェッショナル
       の記録です。」としるされています。亡くなられる直前の3月11日
       から4月11日までの1か月間のドキュメンタリー番組で、最後まで
       絵本作家であり続けた加古さんの生きざまが描かれていました。

        死期を見据えながらも、最後の最後まで、「ただ、こどもたちの
       ために」と創作活動の筆をおくことのなかった加古さんだったそう
       です。

        この番組を通して、加古さんの絵本にかける思いや十数年まえ
       から病気と闘いながら創作活動をされていたことや訃報に接し、
       大きな衝撃を受けました。

      

        加古里子さんの作品が500作以上ある中で、ほんの一部だけ
       ですが、私が保育士になった時すでに生まれていた作品ばかりです。
       子どもたちによく読んであげていた人気な絵本たちです。思い出が
       ぎっしり詰まっていて、涙がでそう…です。
        「絵本の力」にたくさんたくさん助けていただきました。

        30年くらい前になりますが、加茂の短大で加古里子さんのお話
       を聴かせていただいたことがありました。メガネの向こうに見える
       まなざしのやさしさと、絵本作りへの熱い思いや子どもへの愛情の
       深さが、今も鮮明に残っています。

        「どうぞ安らかに ゆっくりお休みください。」と天国にいらっ
       しゃる加古里子さんにお声をかけようと思います。

        ありがとうございました。

        

2018年5月18日金曜日

絵本大好き! 6


  🌸近頃
     4月から入園された利用者のお子さん達は、園生活に馴染んでいる頃
    かしらと思っています。俗にいう5月病?ゴールデンウイークの壁は乗り
    越えられたことと信じています。

<アッツ桜>
花言葉は、愛を待つという意味もあるようです。
7,8年ほど前に植えたのですが、しゅうめいぎくや忘れな草
の勢いに圧倒されたのか?ここ数年かくれんぼをしていました。
「わたし、ここにいるよ。見て見て!」と言わんばかりに、
ひっそりとしながらも凛と咲いているのを発見しました。感動です!
      赤ちゃんは、とても正直だと思います。「お腹がすいたよ。」「眠たい。」
     「なんか気持ち悪いな。」などなど、自分のしてほしい関りを求め、泣く
     ことで周りの大人に伝えようとしています。

      普段の赤ちゃんの様子が分からない私のような者には、今の泣いている
     状態が一体どうしてなのだろうと考えます。そして、泣き方からみて、
     「抱っこしてほしいのかな?」「わかったよ。抱っこだね。」と抱っこし
     てみます。ピタッと泣きやむ場合は、「そっか。甘えたかったのね。」と
     納得です。

      ゆらゆら揺られて、うっとりと気持ちよさそうにしている赤ちゃんを
     見ていると、自然に笑みがこぼれます。抱いている大人を信じ、身を
     ゆだねているのです。
      
      なんとも愛おしく、かけがえのないものに感じられます。命の重みが、
     腕の中にずっしりと伝わってきます。

      先日のこと、鳥のさえずりに誘われて出てみると、玄関前の電線に
     つばめが止まっていました。数日前から我が家の周りで巣作りの場所
     を探しているようだと家人が言っておりました。
      
      鳥の世界も人間の世界も同じですね。

   💛赤ちゃんに絵本を読んであげるとき
      
      赤ちゃんが機嫌よくひとり遊びをしているような時には、出来るだけ
     絵本を読んであげたいと思い、月齢に合わせて本選びをします。

       
<なかがわりえこ さく やまわきゆりこ え グランまま社刊>
23年前の講演会で求め、中川さんからサインしてもらったものです。


       「おひさま はんぶん めをあけた」から始まり、
       「おはよう おはよう みんな おはよう」で終わる、わずか8枚
      の紙面に描かれた単純明快なストーリー展開。
   
       ねんねしている赤ちゃんに読んであげるには、ピッタリです。
      やさしい色使いでわかりやすい絵とわかりやすく優しい日本語で
      描かれているのが、何より嬉しいです。

       赤ちゃんのひとり遊びをそっと見守ることも必要ですが、優しく
      語りかけたいとき、言葉のプロの力、「絵本の力」を借りることも
      あります。

       「子どもだからこそ本物を届けたい。」と語っていらっしゃった
      「かさじぞう」(福音館書店刊)の作者赤羽末吉さんの言葉※を思い
      出します。

       じっと絵本を見ている赤ちゃんの表情を見ていると、そんな思いが
      伝わっているように感じます。

       ※赤羽さんは、「かさじぞう」の背景の雪を描くのに、いろんな
        ところの雪を観察し、とことんこだわって雪を表現されていたと
        編集者の方からお聞きしたことがあります。3年ごしに作品が完成
        したとか?
 

2018年4月8日日曜日

子育て 4


  💛門出

     一昨日は、小学校の入学式でしたね。ま新しい帽子を一年生の歩く姿は、
    なんとも微笑ましい限りです。
    「重たいランドセルに負けないで、がんばれ!」と心でつぶやく私です。

    
<裏庭の白木蓮・昨秋は木の中ほどに鳥の巣がありました>
今年も庭の木蓮が花を咲かせてくれました。この冬の厳しさと大雪に
    耐えてくれた木です。白無垢の大きな花びらが、優美であると私は思い
    ます。

     私にとって「白木蓮」と言えば、小学校一年生の春に戻ります。学校
    の廊下から見た白木蓮です。当時、保育園に行かなかった私は、初めて
    の集団生活にちょっぴり不安と期待とが入り混じったような、そんな記
    憶が「白木蓮」と重なります。もうあれから60年近くの歳月が流れて
    いることに、今さらながら驚きです。(笑)

     「門出」と言えば、わがルームを利用していただいた小さなお客さま
    の何人かが、4月から保育園やこども園に入園されるとお聞きしました。
    今頃は、「入園式」を終えられた頃でしょうか。

     「泣きますよね。」と心配されていたお母さまもいらっしゃいました
    ので、「そうですね。」とお答えいたしました。お腹にいる時からおか
    あさんの声を聴き、生まれた時から育った環境とは違う場所、新しい環
    境と人との新たな出会いに遭遇することになる訳ですから当然ですよね。

     「泣くのが当たり前」と思って、ドンとかまえていてくださるといい
    のかもしれません。

     わがルームに来てくださるお客さまも、やはり、泣くお子さんがいら
    っしゃいますが。そんな時は、「そうだね。泣きたいよね。泣いても
    いいよ。」と言葉をかけ、必ず泣きやむことを信じて…。ゆうらゆら
    揺らしながら、お子さんの好きな体勢を模索し、かたわら、歌や場合に
    よっては子守唄をうたう私です。(笑)

     一期一会で出会った小さなお客さまたちが、新しい環境に一日も早く
    馴染んでくれますように、健やかな成長を心からお祈りいたしておりま
    す。

     新たな出会いに心わくわくする4月。
    とは言っても、花冷えでしょうか。肌寒い日が続いておりますので、
    どうぞご自愛ください。

     
大きくおおきく育ったレンギョウ。
ちなみに花言葉は「希望」です。
黄色の花とともに大好きな花の一つです。
  

2018年3月13日火曜日

子どもとおもちゃ 6



  💛 ルームのニューフェイスです。

    🌸回転オルゴール

(ゆっくりと回りながら、優しい音色で子守唄が流れます。)

      最近、ちいさな小さなお客さまが来てくれるようになりました。

     起きている時は目を見て語りかけると、ご機嫌で微笑み返しをしてくれ
    ます。関わる大人が穏やかな笑顔で接することこそが、赤ちゃんにとって
    の最良の環境だとつくづく思います。


     「おなかがすいたな。」「ねむたいよ。」「だっこしてちょうだい。」etc
    赤ちゃんの発信するメッセージを「わかったよ。」と受けとめてやり、
    サインを逃さないようにしながら応答的愛着関係をしっかり作っていきたい
    と思います。

     ねむくなってむずかる時は子守唄をうたい、眠ってしばらくはゆらゆら
    しながら見守る。そんな繰り返しの中で、優しい音色があるといいなあと
    感じる時があります。

     目の前の子どもの姿を見ていると、「こんなおもちゃがあるといいなぁ。」
    と思いながら、おもちゃ屋さんに足を運び、相談して求めて来ます。
     こうやって一つひとつ揃えていくことも楽しく、おもちゃの向こう側に
    遊んでくれる子ども(赤ちゃん)の笑顔が見られることが最高の時です。

     🌸おきあがり人形・キャスパー
       
ゆらすと鈴の音が鳴る起き上がりこぼしです。コロリンコロリン
と優しい音色と愛嬌のある顔がとてもチャーミングです。
      私が、「こころほいくのコロちゃんだね。」と言うと
     「なんにでも名前をつけるんだね。」と首をかしげる孫。
     「そうだね。でも、赤ちゃんと話をする時名前があった方が
     分かりやすいからね。」
    
      「〇〇ちゃん、こんにちは。ぼくは、こころほいくのコロちゃんです。
      どうぞよろしく!」と会話?がはずみます。
     
       じっと見つめている赤ちゃんの顔が、「こんにちは。」と
      答えているようでした。(笑)

       「優しい子どもが育つと優しい社会になりますね。」
       たくさんのことを学ばせていただき尊敬している、ある幼稚園の
      園長先生の言葉です。

       すやすや眠る赤ちゃんの穏やかな顔を見ていると、この言葉が
      頭をよぎります。

     「この子どもたちが育つ未来社会は、穏やかで平和であって欲しい。」
     とつくづく思います。

2018年2月6日火曜日

子どもとおもちゃ 5

  
  💛 おもちゃ

     ルームに電話が入りました!😊


<プッシュするとクッションしてへこんでくれる優れものです。
               木のぬくもりが嬉しいです。>

       定期的に利用してくださる小さなお客さまは、新しく入った
      電話に即、気づいてくれました。子どもの気づきの力にはいつ
      も感心させられますが、環境の変化にとても敏感です。

       ピッポッパッポッ・・
       プルル プルル プルル ♪
      「もしもし、おとうさんですか?」
      「・・・おとうさん!いまなにしているんですか?」
      「ご飯食べているところです。」
      「そうですか。わかりましたよ。」
       目の前にいるお父さん(役)の相手に電話する姿は、まさ
      になりきって遊んでいます。
       いずれにしてもお父さん(役)も大変です。😊

       プルル プルル プルル ♪
      「はいはい、○○です!なんですか?」

       電話がひとつ加わるだけで、こんなにも遊びが発展するとは
      想像した以上でした。受話器を片手にいろんなことをつぶやき
      ます。スマホ時代の中にあっても、子どもにとっての電話は、
      最高の自己表現のツールのようです。

       ピッポッパッポッピッ・・・
      今度は、誰に電話するのかな? 

    💛 片づけ

       お迎えにいらっしゃるお母さんがとても気にされることが、
      散かったおもちゃの片づけのことです。
       「私がしますから、大丈夫ですよ。」とお伝えするのですが、
      やはり気になるようです。そうした気持ちは、大変ありがたく
      感謝しています。

       遊びに熱中している子どもに対して、お片づけの言葉を伝え
      るよりは、限られた時間の中で最大限遊びを楽しんでほしいと
      願っています。

       だからと言って、散らかし放題でいいとは思っていませんし、
      「出したもの、使ったものは片づける」という行為は、本能的
      行為ではありませんので、しつけの一端で身につけていくもの
      だと思います。

       それにはまず、・・・
      綺麗な状態はこうであると「あるべき姿」をモデルとして見せ
      てあげることが大切だと思っています。散かっていることの
      心地悪さを感じてくれるようになったら「良し」です。

       次々に別なおもちゃに手がでるのは、遊びこんでいないか
      飽きてしまっているので、おもちゃの提供の仕方を大人である
      私が考えていくことです。
       興味がなくなったおもちゃはさりげなく片づけ、できる限り
      綺麗な環境で遊んでもらいます。安全管理の視点もあります
      ので、…。😊

       しつけも教育も子どもとの信頼関係がしっかりできたところ
      で進めていきたいと思います。そんな訳で、「片づける」こと
      は、将来的展望であり、課題です。

2018年2月1日木曜日

子育て 3


 💛 映画

「いただきます みそをつくる こどもたち」


     福岡県、高取保育園の1年間を追ったドキュメンタリー映画
    です。西園長の「知育、体育、徳育の根源は食育にある。」と
    いう強い信念のもとに、48年間の保育実践の集大成が描かれて
    いました。
     
     日本の伝統的な和食(みそ汁、納豆、玄米、旬の野菜)を取
    り入れた給食を提供することで心身ともに健康な体づくりの根
    っこを育てる保育の実践です。日々こどもたちの中にあって、
    終始温和な笑顔で接していらっしゃる姿に私は、共感しつつも、
    自分に出来なかったことを思うと頭が下がるばかりです。

     土を踏み裸足で駆け回るこどもたち、竹馬を巧みに操るこど
    もたち、大人の高さ以上の壁をよじ登るこどもたちの元気の源
    は、健康な体です。
     
     毎日食べる玄米をこどもたちが研ぎ、全園児200人分のみそ
    汁のみそは、月100kg。毎月、そのみそを5歳児クラスが仕込
    んでいます。みそづくりの約束事をこどもたち自身が納得し、
    取り組んでいる姿は、保育者指導の「やらさられている」では
    なく、「自分たちで作る」という喜びと自信に満ちていました。

     発酵食品が体にもたらす好循環をきちんとした裏付けと根拠
    のもとに実践し、実績(アトピーの改善等)を出しているから
    こそ、保護者の方々にも支持されてきたのだと思います。

     それを証明するかのように、小・中・高の卒業の節目に高取
    保育園の西園長先生を訪ね、感謝の気持ちを伝えにくる卒園生
    たち。教え子の成長した姿を目にすることが出来るのは、かけ
    がえのない喜びであると思います。

     西先生の年齢が86歳で、48年間の保育生活から退任される
    ことを映画の最後で初めて知りました。86歳になっても変わ
    らぬ保育に対する情熱とこどもへの慈愛に満ちた姿に私は、
    この映画を見て、感動を超えた衝撃を受けました。

     「もう歳だから、・・・。」と自分をここまでと線引きを
    していた私。

     「まだやれる!」自信が湧いてくるような気がしました。😊

     演劇鑑賞もいいけれども、映画鑑賞もいいものだなと思い
    ました。先月の「夜間も やっている保育園」に続き、いろ
    いろな出会いがあってこそ、保育の幅に繋がっていくことを
    実感した1日でした。

     「いい映画ですよ。」と薦めてくれた仲間に感謝です。

     ちなみにすぐに影響を受ける私。翌日の我が家の食卓には、
    みそ汁に煮豆に納豆に寄せ豆腐が並び、熱が冷めないうちに
    玄米ご飯もいただこうと思います。
     
     映画の中でのコメントでどなたかが言ってらっしゃいました
    が、「私にはできない!」ではなく、「自分にできることから
    まずやる!」と。

     そして、伝えていくことでしょうか。
    

2018年1月29日月曜日

子どもとおもちゃ 4


  💛 人形

   

わたしの名前は 「ゆあちゃん」 
女の子の大好きな遊びの一つが、お人形あそびです。
     保育ルームに来てくれるお客さまも人形を使って遊んでくれています。
     好きな遊びの一つ、おうちごっこの主人公になります。

      おねえちゃん役の私は、「ゆあちゃん」にご飯を食べさせたり、
     こども園に送ったり、夜には子守唄を歌ったり等々お人形
     「ゆあちゃん」のお世話をします。

      私にあれこれと「○○してね。」「○○するのよ!」とお母さん
     になりきって遊びます。
      
      「おかあさんはご飯を作るから、お姉ちゃんはゆあちゃんに
     ご飯を食べさせてね」と、かいがいしくお母さんは働いています。
   
      「はーい、おかあさん!美味しいご飯を作ってね。」と私も
     なりきって遊びきります。

      「わかったよ!まっててね。」

      人形は「もの」ではなく、「ひと」としての扱いや言葉使いが
     大切です。

      「ひと」ですから名前も必要です。
      「○○ちゃん」と優しく接することを周囲の大人から学んで
     います。

      子どもにとっての人形は、自分を投影した姿かもしれませんね。

      名前ともう一つ、人形(ひと)にとって居場所作りが大切だ
     と言われています。
      
      と分かっていながらも、「ゆあちゃん」の居場所が椅子しか
     なかった我がルームです。可愛いタオルを使い、○○のつもり、
     掛布団のつもりで遊んでいたのですが、・・・。

      布団を仕立てました!😊😊

      ありがたいことにルームを応援してくださっている方の中で、
     とても器用な人がいらっしゃいます。縫う仕事があれば、
     「引き受けます!」と言ってくださっているのですが、やはり
     甘えてばかりでは心苦しいですよね。

      そこで、お裁縫が苦手な私が一念発起しました!!
     今晩から「ゆあちゃん」もふかふかなお布団で
     ぐっすり眠れそうです。😊

      
「あったかい!きもちいいなあ、・・
わたしのワンピース はなもよう むにゃむにゃ ・・・」

     

2018年1月11日木曜日

年の初めの ・・・ ♪


  💛 鏡開き

     新年のご挨拶もしないまま慌ただしく過ぎ、気がついたら今日は
    鏡開きの日でした。「鏡開き」と言えば、銀行さんの招待で振舞って
    もらったお汁粉を食べた遠い日の思い出がよみがえります。甘いもの
    がまだ珍しい時代でしたから、熱々のお汁粉を食べて体がほっこり
    するのと同時に、大人に囲まれて恥ずかしいという気持ちやらが
    交錯し、私の頬が真っ赤に染まっていたという記憶です。😊

     お正月にお供えした鏡餅をはずして、割り砕いて食べるという習慣
    は、年々なくなりつつあると感じるこの頃ですが、かくいう我が家も
    数年来、実物の餅ではない作り物を毎年玄関に飾っています。
   
        


     鏡餅を食べると一年間の無病息災につながるといういわれを
    考えると、今年は、別仕立てののし餅で申し訳ないのですが、
    お汁粉を作りました。


孫はあんこが苦手な様子
残念ですが、夫婦でいただきます!
夫婦ぜんざいです😊


 先日のこと、ある歌(「ひだまりの詩」)を口ずさんでいたところ、すかさず
孫に言われました。

 「古そうな歌だね!」
 「ガァーン!」「うん、ごもっとも・・・」

 子どもとの関わりの中で、古きよき時代の習慣や伝統文化をどうやって
継承し伝えていくかという課題があります。

 「過去の人だとか化石だとかと言われないように、ほどよく新しいもの
を取り入れつつ、「古きよきもの」(古くて良いもの)を次世代に伝えて
いきたいと思います。

 スタッフ一同こころを合わせ、子どもたちの笑顔をたくさん見られる
一年にしていきたいと思います。遅ればせながら、今年もどうぞよろしく
お願いいたします。