2018年9月20日木曜日

1年を振り返って


  
  💛昨夜、
    宝塚市にいる末娘のところから3日ぶりに我が家に帰ると、玄関に立った
   その時、甘くかぐわしい香りが柔らかな風にのって私の鼻に届いてきました。
    「もしや…」と近くにいくと、暗い中に、金木犀の橙黄色の花がたわわに
   咲いていました。
    
    今年は少し早いような気もしますが、いつしか季節が移ろいで、秋の足音
   を感じた時です。


 
<我が家に秋の訪れを知らせてくれる花の一つ、満開のキンモクセイです>

我が家の一室に短時間の預かり保育「こころほいく」を開かせて
    いただいてから、かれこれ一年が過ぎようとしています。月日の経
    つのは、本当に早いものです。

     昨年9月よりスタートし、実際に初めての利用者さんを迎えるま
    で、およそ2か月半が長く感じられてことを今も忘れません。そう
    いう意味では、11月14日は記念日です。

     それから10か月、いろんな方からのご縁をいただき、2か月の
    赤ちゃんから5歳までのお子さんをお預かりさせていただきました。
    泣いても笑っても、子どもは可愛いです。特に赤ちゃんは、宝物に
    触れるごとく、大切に大切に触れさせていただいております。

     たくさんの出会いに感謝する日々です。

     最近では、車で片道40~50分かかる遠方の方から利用してい
    ただいております。「遠くからおいでいただき、ありがとうござい
    ます。」と感謝の思いを伝えると、「助かりました。ありがとうご
    ざいます。」とのお言葉。頭が下がります。

     こうして利用してくださる方々があっての「こころほいく」であ
    ることはもちろんですが、私の思いを支えてくれる家族があり、
    応援してくれるスタッフがいてくれるからこそ、これからの2年目
    が迎えられます。本当にありがとうございます。

     金木犀の花言葉は、「謙虚」です。初心を忘れずに頑張ります!
    微力ですが、これからもお子さんとお母さんが安心して過ごせる
    居場所つくりに心をつくしていきたいと思います。

     これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2018年8月14日火曜日

子どもとおもちゃ 8


  💛 おままごととキッチン

    
おままごとキッチン(木遊舎製)
引き出しを取り出すと、棚として合体することができる優れものです。
木のぬくもりが温かく、ほっとさせてくれます。
そして、…
お値段がリーズナブルで求めやすいのも魅力の一つでした。

      左側に見えているものが従来使っていた流し台です。
     この流し台で上手に遊んでくれている我がルームの小さなお客さま
     は年長組さんなので、身の丈に合わず小さすぎると承知していまし
     た。子どもの体のサイズに合った大きさ(高さ)のものにリニュー
     アルしたいとずっと考えていました。

      この度ようやくその願いが叶い、(右側の)新しい流し台を求め
     ることができました。とは言っても、我がルームの限られた空間を
     最大限に活用し、かつお預かりするお子さんの年齢などに合わせた
     環境作りをするために、自在に動かせる卓上型のものを選びました。

      そして、その流し台がようやく届いたその日は、小さなお客さま
     が利用する日だったので、まさにタイムリーそしてサプライズにな
     りました。
      見るやいなや、「すごい!やっと来たね。」と大喜びしてくれて、
     私も嬉しかったでした。早速に遊び始めたAちゃんは、「疲れるか
     らこの椅子に座る!」と椅子を出してきました。この時、まだ気づ
     いていない私は、「お母さんは、立ってお料理しているよね。」と
     やんわりと異を唱えました。すんなりと受け入れたAちゃんは、
     自分仕様に小道具たちをレイアウトすると、「これでいい!!」と
     納得して遊んでいました。

      「あとで洗うからここにお茶碗をおいてね。」と、食べ終わった
     食器を洗い場に置いていました。洗い場が広くなったことで、リアル
     な生活感が生まれたように思います。

      さて翌日…。
      環境を整えていて、「位置が高い!」ことに気づかされました。
     60Hの棚の上にあげたわけですから、当然と言えば当然なこと。
     「椅子に座る!」と言ったAちゃんの直感が当たっていたのです。
     「負うた子に教えられて…」ではありませんが、自分がとても恥ず
     かしかったです。
      明日、来たら早速に謝ろうと思います。

      我がルームでは、…。
      どんぐりなどの自然物や花ガラやカラーリング、毛糸などを使い
     見立てて遊んでくれているAちゃんです。まるごと人参やまるごと
     ハンバーグの素材は、あえて使わないことにしています。白い花ガ
     ラは、お米や小麦粉になり時には牛乳になって、お鍋でお料理され、
     ちゃぶ台に並べられます。お互いがそれぞれの役になりきって、
     「お母さんの作ってくれた○○は、美味しいね。」と会話が弾みま
     す。(ちなみに私は、おねえちゃん役です。)
      見立てる力は想像力を培います。この想像力を大切にしたい思い、
     まんまの素材を使わないことが、私のこだわりです。

      ある時には、「クリームのせパンケーキの出来上がり!」とこど
     も園の先生役を演じきっているAちゃん。(もちろん私は、子ども
     役です。)ごっこ遊びでいろいろな役割を演ずることで、その役の
     思いをくみ取り想像し、豊かな言葉をあやつって遊んでいます。そ
     の姿は頼もしく、微笑ましく、思わず笑みがこぼれます。(笑)

      これからの課題は、
     年齢の低いお子さんが口に入れても安心なままごと食材の用意です。
     身の丈に合わせた大きさのお手玉を作りたいと思っています。白は
     ご飯、赤はりんご、緑は青野菜、黄色はバナナ、橙はみかん、黒は
     のりなどなど。色といどりな想像の花が咲きますように!













      

2018年7月31日火曜日

絵本大好き! 8


  💛 「毎日、暑いですね!」が、挨拶の定型文のようなこの頃です。
    
    改めまして、
     暑中お見舞い申し上げます。
    ありきたりな言葉ですが、暑さに負けず元気でお過ごしください。

     そんな中で、たくさんの方々から旬な野菜を頂戴する日々が続きまし
    た。晴天続きの賜物でしょうか?こんな夏も初めての経験ですし、あり
    がたいことです。


なす、とまと、オクラ、じゃがいも、ピーマン、ミニトマト
     ゴーヤ(これは、我が家恒例の作物です。)等々



     この日照りの中での摘芯から始まり、水やりや草取りなど手間ひま
    かけて作られた農作物ですから、一つも無駄にすることなくお腹の中
    に収めたいと思っています。得意とは言えませんが、嬉しい悲鳴を
    あげながらの料理に追われている毎日です。

     なすはピーマンとピリ辛に味噌炒め、あるいは、なすのキムチ漬けに!
    じゃがいもは圧力鍋で蒸し、旨い塩を軽く振り素材の味を生かして食べる
    のが好きです。とまとは生食はもちろんですが、たくさんある時はミキサー
    にかけ、ジュースやスープにしていただきました。

     そのおかげでしょうか?この暑さに負けず元気に過ごしております。
    「おかげさまです。」と、届けてくださった皆さまに心から感謝申し
    あげたいです。
  
   💛 青々とした野菜たちを見ていて、この絵本を思い出しました!
      元気が出る絵本です。

      
『おやおや、おやさい』
石津ちひろ 文 山村浩二 絵 福音館書店 刊

      「きょうは いよいよ マラソンたいかい」と始まり、
      馴染みの野菜たちが登場し、元気にマラソン大会で走るお話です。

              ―文中ー
      「かぼちゃの ぼっちゃん かわに ぼちゃん」
      「えのきの あにきは のんきに あるき」
      「まって まってと トマトの おとうと」
     
       韻を踏んだ言葉遊びが、楽しい絵本です。
    
      子どもが苦手な野菜たちと苦戦している時、こんな楽しいお話
     と共に、無理強いすることなくすすめることができたら、子ども
     も大人も明るい気持ちで食事ができそうです。(笑)

      同じ野菜を描いた絵本でも、本物さながらな写実的表現のもの
     もありますが、この本は言葉遊びの絵本ですから、その内容にま
     さにピッタリの絵だと思います。

      言葉の魔法が威力を発揮することがあります。リズミカルな
     言葉を軽妙に使うことで、楽しみながら豊かな言葉を身に着けて
     くれることでしょう。この絵本には、そんな力があると思います。

      余談になりますが、…。
     言葉を遊び的に使うことで、物事を和らげることをねらう時が
     あります。
      
      3番目の娘には、
      「頑張って!」ではなく、「ガンバルンバ!」と何度エール
     を送ったことでしょう。
      「勝手(いいように)にして!」は、「勝手にシンドバット」
     です。(これは、サザンの歌の題名なのですが)などなど…
      素直な娘は、大人になるまでこの言葉たちが、共通言語だと
     思っていたらしく、母としては「ごめんなさい!」と謝りました。

      頑張っている人に、これ以上の励ましはプレッシャーになる
     かな?でも、頑張ってほしいな。そんな時に使いたい言葉です。

      まだまだ暑い日が続きそうですが、皆さまお元気でお過ごし
     ください。私どもも皆さまに支えていただきながら、元気に
     過ごしております。(合掌)

      
     
    

2018年7月24日火曜日

近頃


 💛リフォームしました!

     先週末、1階フロアをバリアフリーにする工事がようやく終わり
    ました。当初の予定を大幅に延長しましたので、この間の不自由感
    はありましたが、日中の利用者の方がいらっしゃらなかったので、
    工事によるアクシデントもなく、幸いなことでした。

     夜の利用者のお子さんには、「おもちゃが使えない!何で遊ぶの?」
    状態があり、若干迷惑をかけてしまい申し訳なかったです。

     大工さんの仕事する様子を傍らで見ながら、天然クーラー?の中
    にいて「暑い!暑い!」とぼやきつつも、綺麗になっていく我が家、
    我がルームを見られるのは、何とも嬉しいものです。熟練した匠の
    技というか、大工さんたちの職人魂に見惚れてしまいました。作業
    の指示を出す人とそれを受ける人とのあうんの呼吸の絶妙さが、な
    んとも小気味いいというか、それぞれがプロとしての意識を持ちな
    がら、互いが認め合い、知恵と力を出し合って我が家の工事を滞り
    なく終えてくださいました。

     連日続く暑さにも関わらず、丁寧な仕事ぶりに脱帽です。本当に
    ありがとうございました。

     保育の現場とは全く違う職種ではありますが、人と人とが信頼
    しながら、互いの力を出し合い協力して仕事を進めていくことは、
    すべてのことに通じることだと、改めて思ったところです。

     バリアフリーは、それなりの年齢になった私たち夫婦にももち
    ろんですが、何と言っても、お預かりするお子さん達に安全な場
    を提供することがそもそもの目的です。おかげ様で綺麗になり、
    これからは、動きが活発なお子さんを安心して見守ることができ
    ます。

     話は変わりますが、…。
    先日のことです。7月13日付「新潟よみうり」(月2回第2・
    第4金曜日発刊)に我がルーム「こころほいく」の紹介記事を
    掲載していただきました。

     
取材していただいたのは、リフォーム前です。
それなりに上手く撮っていただき、ありがとうございます。

     取材してくださったIさんは、子育て中のママさんでした。
    「働いていて、子どもを預けるところがなく、困った時があった。」
    と話されていました。そんな視点で、好意的に記事を書いてくだ
    さったのだと思います。

     これからも安全でかつ安心な環境でお預かりできるように、より
    一層緊張感を持ちながら、努めていきたいと思います。

     「こんな場所があったら、我が子を預けたかった。」と言って
    くださったIさん、この度はお世話になりました。ありがとうござ
    いました。

2018年7月3日火曜日

子どもとおもちゃ 7

 💛 新車?を買いました。
   
(クネクネバーン/ベック社・ドイツ製)
先日、車・飛行機・電車が大好きという1歳後半の男の子を3日間
     お預かりすることになりました。1日のお預かりでしたので、長い
     1日を楽しく、かつ安全に過ごしもらいたいと思いました。
      
      ゛お気に入り“を探すべく、この機会に車のおもちゃを買い求めよう
     と、店頭でしばらく頭を悩ませた結果です。欲しいと思うものが、欲
     しい時に何でも求めることが出来れば、苦労はないのですが、…。(笑)

      遊び方ですが、…。
      トップと段違いに2台の車を配置してやると、カラカラという音を立
     て、全速力で走ります。正しい置き方さえしてやれば、脱輪することな
     く着地してくれます。順番が途中で入れ替わることはありませんが、
     その規則正しく走る様子とカラカラという音が、なんとも心地よく感じ
     られます。ただこれだけのことなのですが、飽きることなく楽しめます。

      さて、A君はそれで果たして遊びを楽しめたのでしょうか。……。
     まず、トップに車を配置することが難しかったようです。何度もなん
     どもチャレンジしていましたが、大人の手が介入することで達成感に
     欠けてしまいました。
      自分が主体となり遊ぶ醍醐味と、大人に手を貸してもらいながら遊ぶ
     のとでは楽しさに格段の差があるのは当然です。
      ましてや、「じぶんで!じぶんで!」のこの時期のお子さんにとって
     は、「NO!」ですね。

      たまたま、2歳後半の男の子と一緒に遊ぶ場面がありました。指先が
     器用になってくるこの時期のお子さんは、見事に遊び込んでくれました。
     この1歳の年齢差と発達の差がこうも大きいものかと今さらながらに痛感。
      遊びの適時性は、やはり大切ですね。

      「これは、〇〇ちゃんの(車)だよ。」と主張しながらも、1台の車
     を譲り合って使う姿もあり、「これ貸してあげるよ。」と小さい子を思い
     やって遊ぶ姿がとても微笑ましく、小さい子が、大きい子を真似ようと
     一生懸命後追いをしている姿も微笑ましいですね。

      結局は、(プラ製の)手押し式のコンクリートミキサー車やダンプカー
     を走らせ、乗り物の絵本『ろせんばす』を仲立ちにしながら、「ばす!」
     と指さしすると、「そうだね。バスだね。」と遊びを共有共感しながら
     楽しみました。

      こうして、わがルームのおもちゃが一つ、また一つと増えていって
     くれることが嬉しいです。(笑)

      そして、この新車がいつか中古車になる頃、きっとたくさんの子ども
     が遊んでくれていることを願っています。

2018年6月12日火曜日

絵本大好き! 7


     💛真っ赤ないちご

  
知人の好意で、大江山の生産者から分けていただいている、
まさに産直の朝取りいちごです。今シーズン最後とのこと
でしたので、ちょっと贅沢にたくさん届けていただきました。
    🍓いちごと言えば、今の季節には必ず読んであげたい絵本の1冊です。

         
「いちごばたけの ちいさなおばあさん」
わたり むつこ さく 中谷千代子 え 福音館書店 刊

       「いちごばたけの つちのなかに、ちいさなおばあさんが
       すんでいました。おばあさんの しごとは、いちごの みが
       なると いちごに あかい いろを つけてあるくことでした。」
       と、この話は始まります。
        ぽかぽか陽気だったある年のこと、春がすぐそこまで来ていると
       思ったおばあさんは、あわてていちごに色をぬる準備を始めるので
       した。

       「まあ、たいへん。(中略)これでは、はなが さくのも まぢか
       だわ! はなが さきゃ みがなるし、みがなりゃ あたしは いろ
       を つけなきゃならないわ。あかい いろが たっぷりいるわ。」

        こうしておばあさんは、いちごの色を作り、土のなかのひゃくだん
       もの階段を上ったり下りたりを繰り返しながら、いちごに色をぬる
       仕事をにせっせと精をだすのです。

        これで、「めでたし、めでたし!」で終わるお話ではありませんが、
       私たちが普段なにげなく食べているいちごに、こんなメルヘンチック
       なドラマがあったら、なんと素敵なことでしょう。

        このお話を読んでもらっている時の子どもたちの目は、まん丸で
       キラキラ輝いていました。いちごが大好きな子どもたちの口からは、
       今にもよだれがこぼれそうな…。

        「ちいさなおばあさん お仕事がんばってね!赤いいちごを
        ありがとう!」と、子どもたちの声が聞こえてくるようでした。

        「あり得ないこと。ばかばかしい!」と、現実を知り尽くした
        大人の人は、冷ややかにいうことでしょう。

        絵本の世界に入ることのできる子どもたちは、自分の体験と重ね
       合わせたり、追体験しながら、わくわくしたり、どきどき感を味
       わったり、喜んだり悲しんだりしながら、優しや強さなど豊かな
       感情を育んでいくのではないでしょうか。

        これが、「絵本の力」だと、私は思います。

    💛「絵本の力」と言えば、
   
        先日放送された、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀/
       最後の記録 絵本作家かこさとし」という番組を録画で見て、
       加古さんが5月2日に亡くなられたことを知りました。

        「最後まで絵本作家として生き抜いた一人のプロフェッショナル
       の記録です。」としるされています。亡くなられる直前の3月11日
       から4月11日までの1か月間のドキュメンタリー番組で、最後まで
       絵本作家であり続けた加古さんの生きざまが描かれていました。

        死期を見据えながらも、最後の最後まで、「ただ、こどもたちの
       ために」と創作活動の筆をおくことのなかった加古さんだったそう
       です。

        この番組を通して、加古さんの絵本にかける思いや十数年まえ
       から病気と闘いながら創作活動をされていたことや訃報に接し、
       大きな衝撃を受けました。

      

        加古里子さんの作品が500作以上ある中で、ほんの一部だけ
       ですが、私が保育士になった時すでに生まれていた作品ばかりです。
       子どもたちによく読んであげていた人気な絵本たちです。思い出が
       ぎっしり詰まっていて、涙がでそう…です。
        「絵本の力」にたくさんたくさん助けていただきました。

        30年くらい前になりますが、加茂の短大で加古里子さんのお話
       を聴かせていただいたことがありました。メガネの向こうに見える
       まなざしのやさしさと、絵本作りへの熱い思いや子どもへの愛情の
       深さが、今も鮮明に残っています。

        「どうぞ安らかに ゆっくりお休みください。」と天国にいらっ
       しゃる加古里子さんにお声をかけようと思います。

        ありがとうございました。

        

2018年5月18日金曜日

絵本大好き! 6


  🌸近頃
     4月から入園された利用者のお子さん達は、園生活に馴染んでいる頃
    かしらと思っています。俗にいう5月病?ゴールデンウイークの壁は乗り
    越えられたことと信じています。

<アッツ桜>
花言葉は、愛を待つという意味もあるようです。
7,8年ほど前に植えたのですが、しゅうめいぎくや忘れな草
の勢いに圧倒されたのか?ここ数年かくれんぼをしていました。
「わたし、ここにいるよ。見て見て!」と言わんばかりに、
ひっそりとしながらも凛と咲いているのを発見しました。感動です!
      赤ちゃんは、とても正直だと思います。「お腹がすいたよ。」「眠たい。」
     「なんか気持ち悪いな。」などなど、自分のしてほしい関りを求め、泣く
     ことで周りの大人に伝えようとしています。

      普段の赤ちゃんの様子が分からない私のような者には、今の泣いている
     状態が一体どうしてなのだろうと考えます。そして、泣き方からみて、
     「抱っこしてほしいのかな?」「わかったよ。抱っこだね。」と抱っこし
     てみます。ピタッと泣きやむ場合は、「そっか。甘えたかったのね。」と
     納得です。

      ゆらゆら揺られて、うっとりと気持ちよさそうにしている赤ちゃんを
     見ていると、自然に笑みがこぼれます。抱いている大人を信じ、身を
     ゆだねているのです。
      
      なんとも愛おしく、かけがえのないものに感じられます。命の重みが、
     腕の中にずっしりと伝わってきます。

      先日のこと、鳥のさえずりに誘われて出てみると、玄関前の電線に
     つばめが止まっていました。数日前から我が家の周りで巣作りの場所
     を探しているようだと家人が言っておりました。
      
      鳥の世界も人間の世界も同じですね。

   💛赤ちゃんに絵本を読んであげるとき
      
      赤ちゃんが機嫌よくひとり遊びをしているような時には、出来るだけ
     絵本を読んであげたいと思い、月齢に合わせて本選びをします。

       
<なかがわりえこ さく やまわきゆりこ え グランまま社刊>
23年前の講演会で求め、中川さんからサインしてもらったものです。


       「おひさま はんぶん めをあけた」から始まり、
       「おはよう おはよう みんな おはよう」で終わる、わずか8枚
      の紙面に描かれた単純明快なストーリー展開。
   
       ねんねしている赤ちゃんに読んであげるには、ピッタリです。
      やさしい色使いでわかりやすい絵とわかりやすく優しい日本語で
      描かれているのが、何より嬉しいです。

       赤ちゃんのひとり遊びをそっと見守ることも必要ですが、優しく
      語りかけたいとき、言葉のプロの力、「絵本の力」を借りることも
      あります。

       「子どもだからこそ本物を届けたい。」と語っていらっしゃった
      「かさじぞう」(福音館書店刊)の作者赤羽末吉さんの言葉※を思い
      出します。

       じっと絵本を見ている赤ちゃんの表情を見ていると、そんな思いが
      伝わっているように感じます。

       ※赤羽さんは、「かさじぞう」の背景の雪を描くのに、いろんな
        ところの雪を観察し、とことんこだわって雪を表現されていたと
        編集者の方からお聞きしたことがあります。3年ごしに作品が完成
        したとか?