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| 本日(3月8日)の掛物<日々是好日> 晴れの日も雨の日も、嬉しい時も悲しい日も 今日が一番いい日 そんな思いで今日の日を大切にしたい 大好きな言葉、禅語です |
新潟市西区小新大通の短時間保育・TEL 025-266-8458
三月弥生そして、雛の月。
温かかったり、寒かったりが行ったり来たりしているこの頃。
節分で豆まきをして鬼を払い、福(春)を呼び込んだのも束の間、急ぎ足で雛祭りがやってきたように感じています。昨日は、お客様をお招きして一服のお茶を召し上がっていただく日でした。準備に追われていたせいでしょうか、時間が過ぎるのが早く感じられました。
一時小雪が舞っていましたが、幸いにも着物姿のお客様にはさほど影響がなかったようで、ホッとしています。
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| <満開が楽しみなミモザ> |
3月8日は、「世界女性デー」そしてミモザの日でした。8部咲きのミモザの花がお客様を出迎えてくれました。玄関の仕様は、「雛祭り」です。いつまでも片付けないと行き遅れ?のジンクスをよそに、ミニ雛の数々が玄関を彩ってくれました。
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| <お雛様たち> 上の額縁は、絵本「わたしとあそんで」よりの一場面 |
さて本番。茶席での私は緊張感がマックスで、手順を間違える失敗もありましたが、濃茶席は厳粛に、薄茶席は和やかに、先生や皆さまに助けられて無事終えることが出来ました。おもてなしの心は全開でしたが、美味しいお茶一服を堪能していただくことができたのでしょうか!?皆様の笑顔から、結果オーライということにさせていただくことといたします。
ご多用の中、時間を作っておいでいただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。
心地よい疲れと共に充実した時間を過ごさせていただきました。茶道の奥深さを改めて感じた一日でもありました。
昨夏に亡くなられた裏千家15代家元千玄室(鵬雲斎)が、常々おしゃっていた「一碗から平和を」の言葉を体現できることを心から願っております。
美味しいお茶は、人の心を和やかにしますね。3月8日はそんな一日でもありました。
保育から離れて何年も経ちますので、今どきに保育園現場は全く分かりませんが、日本の伝統文化のいい所は残っていってほしいなとも思います。
「うれしいひなまつり♪」の歌が、耳の奥から聞こえてくるようです。(笑)
先日14日、茶道裏千家15代・前家元の鵬雲斎大宗匠が亡くなられたという訃報が飛び込んできました。余りにも突然すぎて、瞬間涙が溢れてきました。102歳という年齢を考えれば、いつかその日がやって来ることはわかっていましたが…。
私にとっては雲の上のような存在でしたので、「茶道」の伝統文化を世界に広め、世界平和にご尽力された数多のご功績について、私などが語るまでもないことです。
ただ…。
私が茶道裏千家に入門した昭和49年当時の御家元でした。その昔、新潟でご講演をお聴きした折、元特攻隊員でいらっしゃったことや戦争からの生還者であるとのご自身の経験談に魅せられました。凛とした中にも優しいまなざしと信念に満ちたお顔と立ち姿が印象に残っています。
お仲間のたくさんの方の死と向き合い、その命の尊さを肌身で感じられたことと思います。平和の大切さを希求し、それを実現するために戦後80年間ご尽力されたご生涯は、余りにも偉大です。
以前も触れさせていただきましたが…。
保育士として現場にいた頃。子どもたちに「お茶」を通した触れ合いをさせていただいておりました。私にとっては、感謝と幸せのひと時でした。
お菓子やお茶をいただく時は、お次の人(隣の人)に「おさきに(いただきます)」、お茶を点ててくださった人に「いただきます」と挨拶し、飲み終えたら「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを伝えます。
相手を敬い、譲り合う心。私が感じている「茶の心」に惹かれ、子育て時期の十数年の中抜き期間はありますが、50年余りの歳月、お茶のお稽古をさせていただいてきました。
そんな折、昨日土曜日はお茶のお稽古日でした。前御家元が亡くなられた喪失感と悲しみを先生と社中の方と共有したいという思いで参加させていただきました。
先生の思いは、私の想像をはるかに超えていました。大宗匠を偲んでの追悼の献茶が設えられていたのです。「(僭越ながら)さすがに、先生は凄いです」奥深い思いに感動しました。昨年の元旦に起きた能登半島地震後、社中での初点式(初釜式)でも被災されて亡くなられた方々への献茶式をご用意されていたことを思い出します。
千利休が説かれた茶道の「和敬清寂」の精神が息づき引き継がれていると感じました。
保育とは全く関係のない話のように感じられたかもしれませんが、私の中での「平和を願う心」「未来社会の平和と子どもたちの幸せな社会」と鵬雲斎大宗匠の思い「一盌(いちわん)からピースフルネスを」が、一つに繋がっていると思うからです。
「子どもたちの育つ社会が平和で明るい未来でありますように」を切に願って、三度追伸を書かせていただきました。
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| 「献茶」 大宗匠への薄茶一服を点てるにはおこがましく、 お床への献茶を捧げさせていただきました。光栄なことでした。 先生と共に社中の方々とご冥福をお祈りしました。 |
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| <満開の花を咲かせてくれたミモザの木> 地に根を下ろしたことで、 幹も一回り二回り大きく育ち、伸び伸びと枝を広げています |
3月末に「こころほいく」を閉じさせていただいてから、あっという間に月日が流れ、もう5月になるのですね。
この間、ミモザの黄色の花は散り、バラのつぼみが膨らみ、今はアイボリー色のブルーベリーの花が鈴なりに咲いています。そして、かつてIちゃんとそり遊びを楽しんだ庭には、玉ねぎとジャガイモがすくすくと育っています。
お子さんの命をお預かりするという重い責任を下ろして、花や野菜育てで癒されながら、おかげ様で平穏な日々を送らせていただいております。
そんな中、4月のとある日に、サプライズな出来事がありました。
かつてご縁をいただいたNさんご夫妻がEちゃんと一緒に訪ねて来てくださったのです。
お預かりさせていただいた当時は、赤ちゃんだったEちゃん。満3歳の誕生日を迎え、2年ぶりの再会でした。(昨年のマザーズデーにも来てくださったのですが、外出中の私はお会いできませんでした。)
面影はありましたが、すっかりお姉ちゃんの顔になったEちゃんに再会し、懐かしさでウルウルしてしまいました。当のEちゃんは、お父さんの陰に隠れて心なしか不安そうに見えました。お母さんの話によると、最近新しい園に移ったことで少し不安な様子があるとのことでした。
4月は環境が変わるお子さんや、それを支えるご家族にとっても希望と不安が交錯する繊細な月ですね。そんな時に「感謝の気持ちを伝えたい」と、わざわざ尋ねて来てくださったNさんご夫妻さまのご厚意に頭が下がる思いでした。「感謝の気持ち」をお伝えしなければならないのは、むしろ私(たち)の方なのです。恐縮しながらもEちゃんからの花束を受け取らせていただきました。「Eちゃん、ありがとう!」
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「お子さんに寄り添い、頑張っているお母さんに寄り添い、少しでもお手伝いができたらいいな」と、そんな願いだけで走り続けた7年半。
「こころほいく」にお子さんをお預けいただいたことで、お母さんの安心に繋がったのなら、こんなに嬉しいことはありません。Nさんに教えていただいたサプライズなひと時でした。ありがとうございました。
そして…。
終わることに名残を惜しんでくださったSさんから、4月早々にお電話をいただいたことも嬉しい出来事でした。
「また遊びに行きたいな!」と言っていたというお兄ちゃん(Sくん)の言葉と二人の弟ちゃん(Rくんとkくん)の近況を知らせてくださり、保育者冥利につきるとしか言いようがありませんね。ありがとうございました。
「こころほいくは閉じましたが、おもちゃや絵本はそっくりそのままにしてあります。どうぞお気軽に遊びにいらっしゃってください。」と、お伝えいたしました。
主のいなくなったおもちゃたちや絵本をいつ片付けることができるか?
今は全く未定です。これからゆっくり考えたいと思っている今日この頃です。
未練がましいようですが…。
伝えきれない感謝の気持ちを嬉しいエピソードと共に、「追伸」として書かせていただきました。
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| 7年半お世話になった「こころほいく」の看板 名残りの椿「侘助」が満開です 3月末から1か月間楽しませてもらいました ありがとうございました |
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| 厳しい冬を耐え、ミモザの季節が巡ってきました 花言葉は、「感謝」「おもいやり」 3月8日「国際女性デー」のシンボルです (私は)お母さんを応援する花と捉えています |
ついに、「こころほいく」を閉設する日やってきました。「子育てを頑張っていらっしゃるお母さんのお手伝いをさせていただきたい!」という思いから立ち上げてから7年6カ月。
この間、たくさんの方からご利用いただきました。ただ、コロナ禍を経て社会情勢と保育環境の変化に伴い、年々利用者さんの数は減少してきていた現実はありました。
そんな中にあっても、「こころほいくさんに!」と言ってくださるお母さんに出会えたことは、この上ない幸せなことでした。支えるつもりが、支えてもらっていたのは、むしろ私の方だったのですね。
そして、「開けた幕(こころほいく)を閉じる」この日を大過なく迎えられたことは、これまで支えてくださった皆さまのおかげがあってのことと、心から感謝申し上げます。
たくさんの親子さんとの出会いの一つひとつが、私(私たち)には素敵な宝物であり、財産です。たくさんの笑顔と泣き顔。笑い声と涙。それを見守るお母さんの優しいまなざし。
当初に考えていたよりも長く、仕事を続けさせていただきました。親から貰った健康な体、私の思いを理解し支えてくれた夫と家族、応援してくださったサポーターさん、そして、一番は利用してくださる方がいらっしゃってこその「こころほいく」でした。
これからは、ご縁をいただいたお子さんはもちろんですが、すべての子どもたちが健やかで幸せに過ごせる社会になることを願い、大人として、自分の出来る役割を果たしていきたいと思っています。
振り返ると、語りつくせないほどの思いが込み上げてきますが、最後は感謝の言葉しか浮かんできません。本当にほんとうに有難うございました。
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| <ベコニア> かつての利用者さんであり、同業者でもあり、 良き理解者でもあるIさんがこの日のために届けてくれました |