2024年12月18日水曜日

冬支度そしてクリスマス

 子育てを頑張っていらっしゃるお母さんの一助になればと始めさせていただいた短時間の預かり保育「こころほいく」です。    

 その役割を終えようとしている中で、先日はNちゃん(1歳1か月女児)を8時間お預かりさせていただきました。 日曜日(休日)の保育施設を探していらっしゃったお母さ    んからのご依頼でした。    

 お母さんのお話から伺い知る限り、働くお母さんの子育て環境は今もなお厳しいという感想を持ってしまいます。お母さんの頑張りに最大限寄り添いたいと思いつつも、一人での頑張りには限りがあると感じるところです。    

 当日、Nちゃんが安心安全に遊べる環境作りとお母さんに安心して働いていただけるようお支えすることが、今の私が果たすべき役割だと思っています。  

 29日(日)、30日(月)のNちゃんのお預かりが、こころほいくの今年の仕事納めとなります。    


 そして…。 
もうすぐクリスマス!タイムリーにお子さんがいらっしゃらなくても、クリスマスを迎えられることに感謝し、喜びたいと思います。 
      
玄関ギャラリー<クリスマス>
右手のキャンドルに灯りが点ると、ほっこりします
    

 先日、お預かりさせていただいたRちゃん(3歳3か月女児)は、サンタクロースの飾りがついたオルゴールが気になったようです。

      
<オルゴール>
(右側の)ハンドルを回すと、「きよしこの夜」の曲が流れます



  気になるおもちゃは、子どもそれぞれによって違います。この日のRちゃんは、次から次へと出した、たくさんのおもちゃで遊んでいました。それでも繰り返し手にしていたのがこのオルゴールでした。子どもにとって戻ってこられる場所や拠りどころとなる物おもちゃがあることによって、安心感に繋がるのだと感じました。  

 「あそびは子どもの生活そのものであり、おもちゃは子どもがはじめて出会う芸術、文化。」であると、かつて参加した「おもちゃコーディネーター」養成講座でお聞きしたことがあります。 

  この日、おもちゃ(文化)を通してふれあい、あそびを共有し、Rちゃんと繋がることができたように思います。たくさんのおもちゃに助けられた一日でした。  

 お父さんのお迎えにも中々帰ろうとしなかったRちゃんでしたが、最後には満足納得したのかな?「またくるね。」と笑顔で帰っていきました。ウルっとさせられた瞬間でした。(笑)

    
冬支度を終えた<ミモザ>

   
 今年の春、地に植え替えてから見る見るうちに大きく育ったミモザの木が冬支度(ネット
でカバー)をしました。来春の開花に向けて、花芽をたくさんつけてくれている頑張りが報われるように、しっかり冬を乗り越えてくれることを願っています。

 植物を育てていると子どもの育ちと似ていると感じることがあります。自分の良さを認めてくれる環境(土)におかれることで花を咲かせ、適時に水と光を受けて、さらに生き生きと綺麗な花を咲かせてくれます。そんな姿を見ると安心し、ほっこりとさせられます  

 もうすぎ冬本番を迎えますね。そして何かと慌ただしい年の瀬ですが、心は穏やかでありたいと願っております。