2018年7月3日火曜日

子どもとおもちゃ 7

 💛 新車?を買いました。
   
(クネクネバーン/ベック社・ドイツ製)
先日、車・飛行機・電車が大好きという1歳後半の男の子を3日間
     お預かりすることになりました。1日のお預かりでしたので、長い
     1日を楽しく、かつ安全に過ごしもらいたいと思いました。
      
      ゛お気に入り“を探すべく、この機会に車のおもちゃを買い求めよう
     と、店頭でしばらく頭を悩ませた結果です。欲しいと思うものが、欲
     しい時に何でも求めることが出来れば、苦労はないのですが、…。(笑)

      遊び方ですが、…。
      トップと段違いに2台の車を配置してやると、カラカラという音を立
     て、全速力で走ります。正しい置き方さえしてやれば、脱輪することな
     く着地してくれます。順番が途中で入れ替わることはありませんが、
     その規則正しく走る様子とカラカラという音が、なんとも心地よく感じ
     られます。ただこれだけのことなのですが、飽きることなく楽しめます。

      さて、A君はそれで果たして遊びを楽しめたのでしょうか。……。
     まず、トップに車を配置することが難しかったようです。何度もなん
     どもチャレンジしていましたが、大人の手が介入することで達成感に
     欠けてしまいました。
      自分が主体となり遊ぶ醍醐味と、大人に手を貸してもらいながら遊ぶ
     のとでは楽しさに格段の差があるのは当然です。
      ましてや、「じぶんで!じぶんで!」のこの時期のお子さんにとって
     は、「NO!」ですね。

      たまたま、2歳後半の男の子と一緒に遊ぶ場面がありました。指先が
     器用になってくるこの時期のお子さんは、見事に遊び込んでくれました。
     この1歳の年齢差と発達の差がこうも大きいものかと今さらながらに痛感。
      遊びの適時性は、やはり大切ですね。

      「これは、〇〇ちゃんの(車)だよ。」と主張しながらも、1台の車
     を譲り合って使う姿もあり、「これ貸してあげるよ。」と小さい子を思い
     やって遊ぶ姿がとても微笑ましく、小さい子が、大きい子を真似ようと
     一生懸命後追いをしている姿も微笑ましいですね。

      結局は、(プラ製の)手押し式のコンクリートミキサー車やダンプカー
     を走らせ、乗り物の絵本『ろせんばす』を仲立ちにしながら、「ばす!」
     と指さしすると、「そうだね。バスだね。」と遊びを共有共感しながら
     楽しみました。

      こうして、わがルームのおもちゃが一つ、また一つと増えていって
     くれることが嬉しいです。(笑)

      そして、この新車がいつか中古車になる頃、きっとたくさんの子ども
     が遊んでくれていることを願っています。