💛絆
母乳での子育てを頑張っていらっしゃるお母さまがたくさんいらっしゃることは、
嬉しいことです。我がルームの利用者さんたちも決して例外ではありません。
お母さんが帰るのを待ち、と同時に、授乳タイムになる場合があります。赤ちゃん
にとっての待望のおっぱいを飲んでいる時、「ウックン、ウックン!」(ゴックン
ゴックン!)の音は?、まさに赤ちゃんにとっての至福の時のサインではないでしょ
うか。三人の子どもを無我夢中で育てていた頃の記憶、夜中に何度も起こされたこと
日中働いていたので断乳、卒乳がうまくいかなかったことなど苦い思い出も含め、過
ぎてしまうと懐かしくて大切な思い出です。
下の娘がかつて愛用していたプーさんです。 モデルさんが不在のため、プーさんにお手伝いしてもらいました。 我がルームには、キャラクターさんはいないことが基本ですが、最近、 可愛い利用者さんとのコミュニケーションのツールとして、登場してもらいました。 (上手くないショットで、ごめんなさい!笑) |
お母さんのための「授乳ケープ」です。手先が器用な友だちが作ってくれたものを
東京の娘が送ってくれました。「こころほいく」用として、お母さんのお役に立たせ
てもらっています。
子育ては決して楽ではありません。大変だからこそ、喜びも大きいのだと私は思い
ます。お預かりしていたお子さん(赤ちゃん)が、お迎えにいらっしゃったお母さん
に見せる笑顔を見るにつけ、「お母さんの力は偉大ですね。」とお伝えしています。
中には、まさにタイムリーに、お母さんの声でお昼寝から目覚める赤ちゃんもいま
す。「さっきまでぐっすり眠っていたはずなのに…。不思議と分かるのですね。」
💛カモさんの散歩?
エサが豊富なのでしょうか。仲間が増えつつあるようです。 |
家の近くを流れる川で時々目にする光景です。私はついつい足を止め、車を止めて
見てしまいます。
お母さんガモ?先頭に、小ガモらしきカモが数羽つらなって泳いでいる姿が、なん
とも微笑ましいのです。「エサは見つかったかな?」「子どもにも分けてあげて
ね。」おせっかいおばさんは、こうつぶやきながらなんとかこの光景を写真におさめ
たいと思い、シャッターを押します。
渡り鳥でしたね。(笑)
カモさんの行列と言えば、…。
ぶんとえ ロバートマックロスキー やく わたなべ しげお 福音館書店 発刊 単色で描かれているとは思えないくらい 豊かさが、読み手の想像力をふくらまさせてくれます。 |
かもの一家の引っ越しを温かなまなざしで見守るボストンの市民(人間たち)と
渋滞する車の交通整理などをして、手助け応援するおまわりさん。そして、
主人公のかものマラードさんとマラードのおくさんが、すをつくる場所を探し
求める場面からこのお話は、始まります。
文中から~
「かものマラードさんと マラードのおくさんは、
すをつくるばしょを さがしていました。
マラードさんが、よさそうなばしょを みつけるたびに、
マラードおくさんが、そこはだめよ と、いうのです。
もりのなかには きつねがいるし、みずのなかには かめがいる。
マラードおくさんは、きつねがいたり かめがいたりするところで
こどもをそだてるのは いやでした。
ですから、かもさんふうふは とびつづけました。」 —後略ー
そんなこんなで、かもさんふうふは、子育てが安心で安全にできる場所を
探し、川から公園へと8羽の子がもを連れて引っ越していく姿が、愛くるしく、
応援したくなる要素なのでしょうね。
親子愛っだったり、夫婦の愛だったり、街の人たちとの心温まる交流だったり、
このお話の中に流れるあったかいものを子どもたちに伝えたくて、読んであげて
いた1冊でした。
時代を越えて 国を越えて たとえ動物であっても
子どもに対する思いや愛情に優るものはありませんね。
「生れてきてくれてありがとう。」「生んでくれてありがとう。」
こんな言葉を聞くにつけ、幸せな気持ちになります。絆・・・