2019年5月1日水曜日

新しい年「令和」

 💛「令和」に思うこと
    令和の朝目覚めて一番にしたことは、洗面所脇の小窓を開け、新しい風
   を入れました。予報に反して曇り空ながら、すがすがしい空気が心地よい
   朝でした。

    「新しい時代の幕開け」という言葉が、あちらこちらで聞かれる昨今、
   何がどう変わるのか実感はありませんが、皆さまが口々に言われている
   ように「平和で、そして災害のない時代であってほしい。」と切に願っ
   ております。

    昭和に生まれ、平成を経て、新しい時代である「令和」を迎えられた
   こと、「こころほいく」としてのお仕事をさせていただいていることに、
   感謝の思いでいっぱいです。

    利用してくださる小さなお客さまのほとんどは、この春、保育園や
   幼稚園に入園されて、それぞれの新しい環境で元気に過ごされている
   ことと思います。
    
    ここ数日のこと、久しぶりの再会の機会を得て、その後のお子さん
   の姿に触れることができました。

    「集団に入ったら、大人になりました。」という言葉を保護者の方
   から聞くことがありますが、目の前の膝元で「ことん、と寝てしまった」
   Hちゃんの姿に本当にびっくりしてしまいました。こういうことをきっと
   「大人になった。」と言うのですね。

    子どもは子どもなりに環境に適応していくすべを身につけていくことを
   改めて感じたところです。

    これもある意味「生きる力」だと、私は思います。

    「こころほいく」では、お子さんが一時的に過ごす場所ですので、とに
   かく、心地よく過ごしてほしいと願っています。お子さんの求めに応じ、
   そして寄り添い、遊んだり、抱っこしたり、居心地のよい空間の提供ができ
   るように、最善をつくします。
 
         
同じ環境(プランター)で育ったのですが、小さく育った
チューリップです。個性ですね。小さいなりに、一生懸命に
花を咲かせてくれました。花言葉は、「思いやり」です。
「私のこともしっかり見て!」と言っているようで、よく見える場所
   玄関に飾らせてもらいました。

    大人になったHちゃんでしたが、もう一人の小さなお客さま(3か月の女児)
   に、ちょっぴりやきもちをやく場面も見られました。

    「あなたのことも見ているよ。」と、大人としてしっかりとメッセージを
   伝えてやらなければと、身の引き締まる思いでした。

     
<鉢植えの姫林檎です>
姫林檎の花言葉は、「永久の幸せ」です。
昨年の大雪で途中から枝が折れてしまったのですが、見事に返り咲き、この

   春薄紅のきれいな花をたくさん咲かせてくれています。
    素晴らしい生命力に感動です!

    たくさんの花からいくつ実を結ぶのかは未知数ですが、赤い実がつくのが
   とても楽しみです。

    「永久に幸せでありたい」と、誰しもが願うことです。
   人々がそれぞれにいろんな思いを胸に抱きつつ、新しい時代と向き合い、
   そこに夢や希望を託しているのでしょうね。

    今なお私の心に残る大切な言葉があります。
   「やさしい子どもが育つと優しい社会になるんですよ。」と、ある先生が
   言われました。

    「令和」という時代が、そんな優しい時代であってほしいと願っています。