9月になり、めっきり秋の気配を感じるこの頃です。
薄桃色の花が終わり、紫色の実をつけ始めた紫式部 秋の彩りです。 |
おかげ様で、9月に短時間の預かり保育「こころほいく」は、2周年を迎える
ことができました。この間、たくさんの親子さんにご利用いただきましたことを
心より感謝申し上げます。利用してくださる方あっての「こころほいく」です。
本当にありがとうございます。
3年目に向けて、心新たにしてスタートさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
<ゴーヤ> 8月末に収穫したこの夏最後のゴーヤたちです。 夏の終わり、やや小さめですが、味はしっかりゴーヤです。 |
ゴーヤが、今年もたくさん出来ました。
ゴーヤチャンプルーに始まり、サラダに佃煮、辛みそ炒め、天ぷらなどなど。
自然の恵みと育ててくれた夫に感謝し、余すことなくいただきました。
ゴーヤパワーのおかげで、この暑かった夏を乗り越えることができ、「また
頑張ろう!」の元気をいただきました。
学校の新学期が始まった先日のことです。
孫がサッカーの試合に参加して、足を捻挫するケガをしました。通学路片道
30分歩くのは困難ということで、孫への愛情から行き帰りの送迎を引き受
けることとなりました。下校時は、孫だけではなく同じ方向の友だちを同乗
させてやるのは当然の成り行きです。
4年生男子の会話です。
乗る際は「(乗せてもらって)いいですか?」と尋ね、「どうぞ!」と言うと
「ありがとうございます。お願いします。」家の前まで送り届けると、笑顔で
「ありがとうございました。」と言って、下りていきます。
「ありがとうございます。」の言葉が清々しく、この礼儀正しさが心地よく響
いてきます。
挨拶言葉が希薄になってきている今日、こうした小学生の姿にはとても好感
が持たれます。
尊敬する児童精神科医佐々木正美先生と書家相田みつをとの共著の中にある
『育てたように子は育つ』の言葉を思い出しました。子どもは育てられたように
しか育たないものです。まさに、そのように育てられたお子さんだと思いました。
素晴らしいことですね。
時々お預かりさせていただいているお子さんで、今月末に2歳にお誕生を
迎える方がいらっしゃいます。我がルームでの大好きな遊びの一つが、室内電動
物干しの上げ下ろしです。言葉での意思表示がうまく出来ない頃から、「おねがい!
おねがい!」に首を振り、願いを叶えてやると、嬉しそうにまた首を振ります。
この時、「やって欲しいんだね。分かったよ。」「ありがとうだね。」と、お子さん
の思いを言葉で代弁してやっています。子どもが言葉を獲得していく過程の中で、
大切な関りであると私は思います。
この関りの中で、言葉の適時性を学び、たくさんの言葉を獲得していくのでは
ないでしょうか。
次に来られる時にはどんな言葉でおしゃべりしてくれるのか、楽しみです。