日本人なら誰もが忘れることのできないあの日から9年、今日はそんな日でした。
今世界中を震撼させているウイルスの影響で行動範囲が制約され、家で過ごすこと
が多くなりました。
そんな訳で、今まではゆとりがなく見過ごしていたことや庭の木々の芽吹き、季節の
移ろいに気づかせてもらっております。自然界は感動に満ちています!
今日は朝から青空と小雨が交差する空模様でした。
9年前のあの日。時折雪が降る寒い日で、身も心も底冷えする日でした。当時は保育現場ではなく、私は区役所で仕事をさせていただいておりました。新潟でも震度5弱の揺れが断続的に続く中、「怖かった!」という記憶は今でもはっきり残っています。
東日本の被災地で地震を経験された方々にとっては、決して忘れることのない3月11日
であり、「午後2時46分」であろうと思います。
今日は、各地での大掛かりな追悼式典が相次いで中止される中、朝からの報道番組では、9年経過した被災地の様子、そこで暮らす人たちのその後の姿が、写しだされていました。それぞれにそれぞれのドラマがあり、言葉にしがたいご苦労や幾多の悲しみとそして喜びや感動もありの9年間ではなかったでしょうか。
あの未曾有の災害から立ち上がり、前を向いて「生きよう!」とする人々からたくさんの元気と勇気をもらった人は私だけではないと思います。
目に見えないウイルスとの闘い、その影響からくる衛生用品の物流不足、SNSの情報に振り回されて一喜一憂し、「予防!予防!」に明け暮れる日々。そんな今日この頃です。
今日は、利用者さんからのお問い合わせがありました。
その内容は、子どもをもつお母さまたちを不安にしている“コロナウイルス“感染症のことでした。先日の(保育園職員が感染したという事実)報道を受け、より不安が募ったのだと思います。無理もないことと思います。
現実の問題として重く受け止めつつも、「目に見えないものに恐れおののいていても
仕方がない。」と思っております。「認識が甘いのでは?」とのご批判があるかもしれませんが、「お子さまの大切な命の保障と安全の確保」がいかなる時にも最優先課題です。
このことが危うくなる場合には、その時に最善の判断をするつもりです。改めて、身も心も一層引き締めて保育に携わらせていただきます。
一日一日と春の陽光が感じられるこの頃。
春の訪れを心から喜び、美しい花を愛でる日が来ることを心から待ちわびております。
♪ 春よこい はやくこい
歩きはじめたみいちゃんが 赤いはなおのじょじょ(靴)はいて
おんも(外)へ出たいと まっている ♪
はやくこい ♫