またまた、たくさんの雪が降りましたね。
こんな雪の最中、ご利用いただいたWさんには感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました。
Rくんとは、およそ11か月ぶりの再会でしたが、慣れない環境にも関わらず、泣くこともなく安心して遊んでいる姿を見守らせていただきました。
1歳7か月のRくんは、足取りもしっかりとしていて、一人遊びが上手にできるお子さんでした。年齢等を考えて、興味を惹きそうなおもちゃをいくつか準備し、後は臨機応変に対応できるようにして環境を整えました。ままごと遊びは性差なく大好きな遊びの一つですし、男の子だから車というのも偏った見方だとも思いますが、車や電車遊びの提案もしてみました。
レールの凹凸をみてはめ込もうとする仕草も見られ、この年齢でこんなこともできることに驚かされました。見て学ぶ力も育っているのですね。踏切を走らせるときには、「カンカンカンカン!」と擬音を使い、電車を走らせていました。
電車遊びを主としながらチエーン遊びやコップのタワーを積んで崩す遊びに興じたり、そのコップで乾杯ごっこをしたり、笑いこけながら楽しそうに遊んでいた姿が印象的なRくんでした。
3時間半をたっぷり遊んだ頃に眠気がきていたRくん。そんな矢先にお母さんがお迎えに見えられました。「ピンポーン!」の音にハッとした様子のRくん。
お母さんの姿に出会った瞬間、Rくんに別のスイッチが入ったようでした。
楽しく遊んでいたことのすべてがリセットされたようにも見えました。
「お母さんの力」の偉大さを感じた瞬間でした。
と同時に、慣れ親しんでいるようにみえても、大人(私たち)への気遣いをしたり、お子さんなりに我慢をしたり、頑張っていたことに気づかされました。
コートを着るのもそこそこで、入口(出口)の扉に走りこんだRくんの精いっぱいさが伝わってきました。
心が通いあっているように思っても、まだまだ見えていないことがあることに気づかされました。お子さんの心にしっかり寄り添って、読みとっていかなければと、心新たにしたところです。
1歳7か月のお子さんに、すでにこんな力が備わっていることに感動した出来事でした。
数日前にも、2年半振りの利用者Yさんからお問い合わせの電話をいただきました。利用せずに解決できたことは何よりだったと思います。困った時、「こころほいく」の存在を思い出してくださったことがとても嬉しかったです。
これからも利用者さんのご希望に寄り添うことを基本姿勢として進めてまいります。困った時、お気軽にご相談いただければ幸いです。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
雪が吹きつけた玄関先 左右に置かれているのは、魔よけのシーサーです 沖縄生まれのシーサーは、とても寒そうです この日ちなみに-3℃ |
裏庭も避難通路確保のため、雪抜けバッチリです!