💛おもちゃと環境
小さなお客さまが遊びに来てくれるようになり、いちばん喜んでいる
のは、我がルームのおもちゃ達ですね。😊
家人が寝静まった夜、…。
「僕とはじめに遊んでくれるのは、誰だろう?」「赤ちゃん?」
「・・・・・」
「私と遊んでくれるのは、だれかな?」
「男の子?」「女の子かな?」
「・・・・・」
そんなつぶやきが聞こえてくるような?おもちゃ達の表情でした。
今はと言えば、おもちゃ達は喜々として遊んでいます。😊
なめなめ、噛み噛み期の赤ちゃんは、まずはお口に入れて確かめています。
ということは、口に入れて安全なおもちゃであることが最優先です。
這い這いやあんよの赤ちゃんは、探索活動が活発です。興味の魅かれる
物を求め、見て、触って、振って、たたいて、音や感触を楽しんでいます。
視力が100%ではないこの時期のおもちゃは、はっきりした色や形のもの
がいいですね。
幼児期といわれる頃になると、物をいろいろな物に見立てることができ、
〇〇のつもり遊びやごっこ遊びができるようになります。
🌸花おはじきの白はご飯、色に合わせておかずやお汁に変身!
🌸おかあさんごっこ、お店屋さんごっこ、病院ごっこetc
ルームに来てくれるお客さまは、ままごとで上手に遊んでいます。
ことばのやりとりも巧みで、ほほえましいことばかりです。
<ついたて(1面、3面)↑と絵本棚↓は 優れ物!>
空間の仕切りとしてはもちろんですが、可動式なので扉としても
活躍してくれます。
「おかあさんは、お仕事にいってくるわね。」
「はい、気をつけていってらっしゃい!」
「いってきます!」
こんな会話がはずみます。😊
間仕切り兼の絵本棚は、安定感もありつつ、押してやると簡単に動く
ので狭い空間が、広がります。子ども力はすごい!
日々、子どもに教えてもらうことがたくさんです。
ルームを開かせていただく際、これだけはあった方がいいと思う
おもちゃなどを買い求め、十分とはいえませんが遊びの環境を整え
ました。クルテクさんには、本当にお世話になりました。感謝感謝です。
でも、…。
「あれもある。これもある。」と言わんばかりにありったけのおもちゃを
出しておくのは、決していい環境ではないと反省することもあります。
過剰過多な刺激の中で過ごすことで、じっくりと遊びに集中できな
かったり、おもちゃ本来の持ち味を生かすことができません。これは、
おもちゃを手渡す側の大人の責任だと思っています。
発達年齢はもちろんですが、足元の子どもを見ながら、子どもの興味
関心に寄り添いながら、足したり引いたりやることを学び直している
ところです。
もうひとつ、…。
環境は、モノばかりではありませんね。
モノを手渡すときの「ひと」なりです。
これまでの人間関係が全くない初めての出会いのお客さまとは、
短時間勝負です。「あなたのこと大好きだよ。」のメッセージを
いかにうまく伝えることができるか!泣いている赤ちゃんの泣きたい
気持ちをまず受け止め、「そうだよね。泣きたいんだよね。」
「よし、よし(わかったよ)。」と抱っこして、心地よさを感じて
もらうことがいちばん!
赤ちゃんは、具合さえ悪くなければ、赤ちゃんのして欲しいこと、
欲求を満たしてあげれば、必ず泣きやんでくれます。「大好きな
あなたへの思い」が、伝わるのかもしれませんね。
ルームに来てくれる小さなお客さまは、できる限りのおもてなしで
お迎えをしたいとスタッフ一同考えております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。