2018年11月8日木曜日

実りの秋、収穫の秋 第一弾!


  💛 干し柿
     
      
<我が家のベランダ風景>
今年は、ネットを張らせてもらいました。どこかで見ている鳥さん、
ごめんなさい!

奥と手前で柿の色合いの違いは、初回、2回目、3回目の
干した時期の違いによるものです。

     干し柿作りは、我が家の恒例行事になりつつあります。ご近所の方の
    ご厚意で始まったことでしたが、今では、喜んで食べてくれる人の顔を
    想像しながら柿の皮むきにいそしんでいます。(笑)

     生のままでは到底食べられない渋柿が、天日とこの時期の冷たい風に
    当たることで、甘くおいしく食べられるようになり、かつ、体にいい
    効能がたくさんあるということで、先人の知恵には頭が下がります。

     
<出来上がった干し柿にお茶を添えて>
ハロウィーンの日、利用者のお嬢さんと一緒に
ちらし寿司を夕食に食べました。その空き容器と共に
収穫の喜びを分かち合うことにしました。

      いざ食べてみると、どうもお口に合わなかったようです。

     柿の皮をむく様子や吊るしてあるすだれ状態の柿を見る
    ことで、「干し柿を食べる」という「食の体験・食育」へと
    つながる試みをしたのですが、旺盛な好奇心とは別物でした。

     「五感を培う」というねらいは充足されたかな?と自己満足
    している私です。

     干し柿の食感は、好き嫌いが分かれるところですが、…。
    「美味しいからどうぞ!」と人にすすめることが苦手な私は、
    目下のところ、隣人の息子と遠方にいる娘二人のみにお裾分け
    しました。

     昨年の今頃も紹介しましたが、「泣いた赤鬼」のお話に出てくる
    「おいしいおかしがあります。おいしいおちゃもあります。ぜひ
    あそびにきてください。」と、まさにそんな心境です。

     話が少しそれますが、…。
    10月に開催された、おもちゃの店「クルテク」主催の「保育セミナー」
    に、私はスタッフの一人として参加させてもらいました。
     そこで新たな学びをたくさんさせてもらいましたが、今回、私の中で
    ストンと落ちた言葉があります。
     「ウエルカム」です。

     私たち夫婦が利用者さんと向き合う時につねに心掛けていることは、
    まさにこの「ウエルカム」の心持ちです。お子さんに対しても同じです。
    そんな心持ちでお子さんと向き合うことで、泣いている赤ちゃんが
    ニッコリ笑ってくれる瞬間が、至福の時です。

     余談ながら、「おじいちゃんの方がいい!」という赤ちゃんもいたり
    して、夫は得意顔です。(笑)

     今秋の収穫祭の集大成!
    「美味しい柿を召し上がってください。美味しいお茶もございます。」
    

2018年11月6日火曜日

実りの秋、収穫の秋


  💛 芋掘り
      「○○ちゃん、おじさんの畑のサツマイモを一緒に掘ってみる?」
      「うん!やりたい!」
      「分かったよ。」
      ということで、1週間ほど前、6歳女児の可愛い利用者さんと
      芋掘りの体験を約束しました。

       お天気と予定が整い、遅まきながらのお芋掘りが今日ようやく
      実現しました。9歳男児の孫(学校行事の代休でした。これは
      ラッキーでしたね!)も加わって、夫そして私の総勢4人での
      芋掘りです。

       孫の手?猫の手?…いや、失礼!(笑)
      土にまみれた小さな紳士淑女たちの働きぶりといったら、掘る
      たびに登場してくる土の中の生き物たち(ミミズ、ダンゴムシ、
      幼虫にワラジムシなどなど)の魅力に惑わされることなく、
      次々に顔を出す芋たちとしっかり向き合っていました。

      「わあ、これはでかい!」「よーし、ほるぞ!」と腕まくり。

      「おばさん、携帯ばかりいじっていないで早く一緒にやってよ!」
      と、エール?を送られ、1本取られましたね。(笑)

       4畝ある中の1畝をこの日のために残しておいたのですが、
      想像以上の力を発揮し、頑張る二人の子どもたちからにパワー
      をもらった六十路の私たち二人。

       実りを収穫する喜びやワクワクする心が、子どもたちに大きな
      力を与えてくれたようです。当初心づもりした30分はあっと
      いう間に過ぎて、1時間ほどの芋掘り体験となりました。

       「つぎに私がくるとき、お芋の天ぷらをつくっておいてね!」
      とのラブコールです。

       「えっ?」と思いつつも、
       「はい!」と答えた私は、必要とされる喜びを噛みしめました。
                (笑)

       かぼちゃならぬサツマイモでの「こころほいく」の収穫祭でした。

                   
「あま~く、あま~く、なあ~れ!」と天日干し

でぶイモちゃん10本がすでに淑女と一緒に家に帰りました。
 (1畝分のでぶイモちゃんにちびイモちゃんたちです。)