全国的に猛威を振るっているインフルエンザですが、孫が通っている
学校でも例外ではなく、クラスが学級閉鎖で3日間休みとなりました。
つい先日のことです。連絡網であらかじめ知っていたのですが、孫が帰宅
すると、第一声に「やったぁ!」と言いました。
その言葉を聞くと、私はついこう言ってしまったのです。「インフル
エンザが移らないように、家で待機している休みだから、友だちとは遊べ
ないよ。」と。余計な一言だったなと思います。孫はただ、思いがけない
休みが嬉しかっただけなのだからと分かっています。
こんな時、「そうだね。」の一言がなぜ言ってやれないのかと反省し
ました。まず、子どもの言葉を受け止めてやる。「そうだね。」と心に寄
り添って、それから「ああじゃない、こうじゃない。」と、伝えたいこと
があればそれからでも遅くはないのです。
知らないうちに子どもの心を傷つけていることがあるかもしれませんね。
嬉しい気持ち、泣きたい気持ち、怒りたい気持ちに寄り添って、「そう
だね。」と受けとめてもらったら、どんなにか心が救われることでしょう。
まずは肯定的に受け止めてやることが、「子どもの心に寄り添う」ことへ
の近道ではないでしょうか。
「分かったよ。泣きたかったんだね。いっぱい泣いていいんだよ。」
時には、泣きたいお子さんもいたりして、そんな時の秘策?は「泣きたい
心もち」に共感して、寄り添うことです。
「いい子だから、泣かないでね!」は、逆効果かな?と思います。
「富士山うたごよみ」 俵 万智 短歌・文 / U・G・サトー 絵 福音館書店 刊 |
「寒いね」と話しかければ
「寒いね」と答える人のあたたかさ
「そうだね」まさに共感のすばらしい言葉ですね。
「大寒」が過ぎて、新潟もこの冬初めてのたくさんの雪が降りました。
やっぱり、…。「寒いですね。」
💛お手玉
赤・緑・黄・白・橙・青・グレー・黒の8色のお手玉たち |
「見立てお手玉があるといい!」と宣言してから、なんと5か月の月日
が流れていました。
そして、「さあ、やるぞ!」と材料を揃え、作り始めてから完成に
こぎつくまでに3か月を費やしました。私の「作りたい!」という思い
に寄り添って、全面協力をしてくださったサポーターさんのお陰あって
のことです。感謝、感謝です。
「このお手玉を見立てて遊ぶお子さんの姿を早く見たい!」
そんな思いが、手先が不器用な私をかりたててくれました。でも、
正直大変でした。難しかったです。(笑)
赤は、いちごになったり、りんごになったり、ミニトマトになります。
緑は、ブロッコリーの野菜たち。黄色は、卵やバナナなどなど。子ども
の想像力は、見立てる力の原動力になっています。花ガラと組み合わせ
ながら上手に遊んでいるKちゃん。
ちょっと高すぎるキッチン台を工夫する方法を考えているうちに、
この数か月の月日が解決してくれました。Kちゃんの身長が伸びたこと
に助けられたのです。(実は…、ジャストフィットするうまい方法が
見つけられませんでした。)
たまたまなのか、Kちゃんのままごと遊びは、この間休止していまし
た。すべて分かっていたかのように、最近、ままごと遊びが復活しまし
た。
「おねえちゃん、はやくチャーハンつくって!」と、(ちびっこ)
お母さんからの「はやく!」コールが飛んできます。
「早くという言葉は、心地悪い言葉だから『早く!』って言わない
でね。」と私は、答えています。(笑)