2019年1月24日木曜日

よもやま話


   🌸新しい年が明けて、もう1か月が過ぎようとしています。早いものですね。
    初詣は、4日に弥彦神社に参拝してまいりました。参拝後には、お土産店
    でおでんを食べることが長年の我が家の恒例行事になっています。

     神社では、今年一年の平穏無事を祈ることはもちろんですが、家族、そ
    して「こころほいく」を利用してくださる皆さまの健康と無事を祈らせて
    いただきました。

     遅ればせながらのごあいさつで心苦しいのですが、今年もどうぞよろしく
    お願いいたします。スタッフを代表してご挨拶申し上げます。

     七草粥、鏡開きなど習慣や行事は大切にしたいと思っています。小正月
    にはまゆ玉を飾りたいと思い、久しぶりに本町まで買い物の足を伸ばしま
    した。ところが、行って「ビックリ!!」です。とても日曜日の商店街と
    は思えない、あまりにも閑散としたその有様に愕然としてしまいました。
    おばちゃん達のお店は出ていなくて、結局まゆ玉は手に入りませんでした。

     私自身も久しぶりの本町だったので、いつからこんな風に変わったのか
    分かりませんが、時代の移り変わりに寂しさを感じました。

     かつて、保育園児と共に伝統行事や季節の歳時記を大切に育んできた
    ことは、過去形で終わらせたくないと思っています。

     月を越すと間もなく節分、立春がやってきますね。
    
    💛お昼寝

     利用される方々のご希望によりお預かりする時間および時間帯は様々です
    ので、ルームでのお昼寝は、お子さんの月齢・年齢・生活習慣によってまち
    まちです。

     保育園のようにディリープログラムがあって「お昼寝の時間」が決まって
    いる訳ではないので、あくまでもお子さんの状態によって寄り添いながら進
    めております。「眠たい!」サインが見えてきたらタイムリーな時間となり
    ます。無理に寝せるということはしませんが、遊んでいる足がもつれてきて
    危険が伴うような場合は、全力で「眠れる」態勢を整えます。

     「早く寝て欲しい!」という焦りは禁物です。以心伝心で、うまくいきま
    せん。「眠たくなったら、寝てね。」の気持ちで子守唄を歌いながら、ゆり
    かご状態で関ります。

     足をもつれさせながらも頑張って遊んでいたRちゃんが、ある日からお昼寝
    をするようになりました。ルームの環境に慣れてきて、すっかり安心して身を
    ゆだね、眠ってくれるようになってのです。嬉しい出来事でした。

     お子さんはもちろんのことですが、利用者の皆さまから安心してお預けいた
    だけるような居場所つくりに、これからも心を尽くしていきたいと思っていま
    す。

    💛絵本からの発展

     ある日のこと。
    年長さんのKちゃんとままごと遊びをしていて、「遠足のお弁当をつくろう!」
    ということになりました。タイムリーなことに絵本棚には、「おべんとう」
    (小西英子さく/福音館書店刊)の絵本がありました。ページをめくるにつれ、

          ふっくら ほかほか たきたてごはん
          つぎに あつあつ ミートボール
          それから ふんわり たまごやき
             —(中略)—
          ほうら できたよ おべんとう
          ほらほら とっても おいしそう
      
<小西英子 さく 福音館書店刊>
子どもの心をくぎ付けにしてしまいそうな、それは、それは美味しそうな
   お弁当が出来上がったところで、このお話は終わっています。

    この絵本を見ながら見立ての食材を集めてのお弁当作りが始まりました。
   もちろん、絵本に描かれているように、お弁当箱とハンカチも用意しました。

    出来上がりは、お世辞にも「美味しそう!」とは言えませんが、ここは
   子どもとの共感です。

    「美味しそうだね。」「遠足に出発!」と遊びが発展していきました。

    そして、ある日の夕食。
Kちゃんがチョイスして、盛り付けました。
大好きな絵本が実生活とつながった時、
   絵とことばとが一体となって、子どもの心に落とし込まれていくことでしょう。