2024年5月13日月曜日

母の日

 

今日は母の日。

風薫る爽やかな季節のはずでしたが、着物で過ごすには少々暑い日でした。あちらこちらでいろんなイベントが催されていたようですね。私事ながら、「初風炉」の茶事に参加し、同門の皆様と一緒に楽しいひと時を過ごさせていただきました。

  

こころのこもった1輪の花に癒されました
花言葉は「純粋な愛情」
後方は今季初咲きのバラ/花言葉「愛情・感謝」


 帰宅すると、嬉しいプレゼントが待っていてくれました。かつて利用してくださっていたNさんご夫妻が、「マザーズデー」のカーネーションを届けてくださったのです。夫の話によると、Mちゃんとは久しぶりの再会でしたが、笑顔でハイタッチのご挨拶をしてくれたとのことでメロメロです。2歳になったMちゃんに会なくて、とても残念に思います。

私たちを覚えていてくださるだけでも嬉しいことなのに、こうして訪ねてくださったのは、Mちゃんが健やかに成長されている証しだと感じました。

 

イヤイヤ期に突入して日々ご苦労も多いようですが、Mちゃんの子育てを楽しむ余裕ができたからこそと、我がことのように嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

 出会いに感謝です。こちらこそ本当にありがとうございました。

 

 仲間と集いそして美味しいお茶をいただき、子ども以外の人からも母の日を祝っていただける幸せをかみしめています。

 

 

お茶銘は「関の白」 詰は一保堂
お菓子は美豆伎庵製 銘は青楓?

  夕食後、抹茶を点てていただきました。お茶の先生のお宅まで送迎してくれた

夫(一応こころほいくの相談役の名刺を持っています。(笑))への感謝を込めての一盌です。

 

 感謝の気持ちを言葉で伝えることの大切さを教えていただいた、そんな一日となりました。

  

 蛇足ながら…。

定期購読している月刊誌「母の友」4月号にこんな記事が載っていました。

「子どもを知るというたのしみ」井桁容子さん(子育て・保育カウンセラー)

のお話を紹介させていただきます。

 

発達心理学者アリソン・ゴプニックさんの著書から引用されて、

「親にとって何よりのご褒美は、子どもの成績やトロフィーではない。卒業や結婚でもない。自分の子どもと一緒にいる、そのときどきに体と心が感じる喜び、そして子どもがあなたと一緒にいて喜んでいることだ」と。

 

 数時間ぶりに対面したお母さんに見せてくれる子どもたちの笑顔を思い浮かべました。

2024年5月7日火曜日

子どもの涙とおもちゃの出会い

 

大型連休も終わりましたね。

  


春になるのを待って、鉢植えのブルーベリーを地に下ろしました。
狭い鉢から広い場所に移り、伸び伸び育っています。
子どもの成長と同じだとつくづく思います。

    

 

利用者がいらっしゃらない連休は、「こころほいく」の開設以来、今年初めてです。お子さん達のことを考えると喜ばしいことなのでしょうが、本音を言うとちょっぴり寂しいですね。

 

庭木の芽が日々伸びる様子にほっこりし、花のご機嫌を伺ったりしてゆっくり過ごさせていただきました。

 

3月に新しく仲間入りした八重咲のクレマチス
相性が良かったのか!?
すくすく育ち、たくさんの花を咲かせてくれました。

 

4月に入園した子どもたちにとって、この連休は一つの山場になります。新しい環境にようやく慣れた頃に長い休みに入るからです。大好きな家族と出かけて楽しく過ごした後の登園は、連休疲れも重なり、気鬱になるのは当たり前ですね。

 

連休明けだから涙が出るのは当たり前、環境の変化に敏感なお子さんの個性だと捉えれば、気持ちが楽になります。子どもが泣くには必ず理由があるはずですから、泣きたい時は泣きたいだけ泣くのが一番です。

 

「泣きたい気持ち」や「イヤイヤな気持ち」に寄り添い、受け止め、(泣きやむのを)「待つ」ことしかないように思います。

 

かつて、「泣かれることがつらい!」と悩んでいらっしゃったMちゃんのお母さまは、その後いかがお過ごしですか?Mちゃんも新しい環境に慣れて、笑顔いっぱいの園生活を送っていらっしゃることと思います。「そんなこともあったよね。」と、笑って話せる時がきっと訪れることと信じております。

 

当時、おもちゃを口に入れて「なめなめ期」真っ盛りだったMちゃん。存分になめてもいいように、安心して口に入れられるおもちゃを新しく用意させていただきました。

 

残念ながらその後Mちゃん親子さんはお見えにならなくなったので、このおもちゃはおもちゃ箱で眠ったままです。

 

左は手触りもよく、かさかさする感触が心地よく、
キリンのほっぺを押すとキュッキュと音がでます
右はくまちゃんの起き上がりこぼし
そっと押すとコロリンと音を出して倒れ、と思うと戻る!
見てよし!触ってよし!
五感を促す優れもの💛

 

 

おもちゃ箱から出られる日を待ちわびているかもしれませんね。(笑)

  

先日、Rくんとおばあちゃまがご挨拶に見えられました。この3月に職場を退職されて、これからはRくんのフォローに専念されるそうです。今まではRくんが体調を崩して園をお休みする場合、おばあちゃまの休暇の都合がつかない時にお預かりさせていただいておりました。おばあちゃんっ子のRくんも涙がたくさんでるお子さんでした。エピソードがたくさんあり、思い出がたくさんあります。

 

Rくんにとっては嬉しい環境の変化ですから素直に喜ばしいことです。ちょっぴり淋しい反面、こんな風にご挨拶に来ていただくことは冥利につきます。

 

これからはRくんの健やかな成長を祈念し、陰ながら応援させていただきます。恐竜が大好きなRくん、がんばれ!!

 

ありがとうございました。