大型連休も終わりましたね。
春になるのを待って、鉢植えのブルーベリーを地に下ろしました。
狭い鉢から広い場所に移り、伸び伸び育っています。
子どもの成長と同じだとつくづく思います。
利用者がいらっしゃらない連休は、「こころほいく」の開設以来、今年初めてです。お子さん達のことを考えると喜ばしいことなのでしょうが、本音を言うとちょっぴり寂しいですね。
庭木の芽が日々伸びる様子にほっこりし、花のご機嫌を伺ったりしてゆっくり過ごさせていただきました。
3月に新しく仲間入りした八重咲のクレマチス
相性が良かったのか!?
すくすく育ち、たくさんの花を咲かせてくれました。
4月に入園した子どもたちにとって、この連休は一つの山場になります。新しい環境にようやく慣れた頃に長い休みに入るからです。大好きな家族と出かけて楽しく過ごした後の登園は、連休疲れも重なり、気鬱になるのは当たり前ですね。
連休明けだから涙が出るのは当たり前、環境の変化に敏感なお子さんの個性だと捉えれば、気持ちが楽になります。子どもが泣くには必ず理由があるはずですから、泣きたい時は泣きたいだけ泣くのが一番です。
「泣きたい気持ち」や「イヤイヤな気持ち」に寄り添い、受け止め、(泣きやむのを)「待つ」ことしかないように思います。
かつて、「泣かれることがつらい!」と悩んでいらっしゃったMちゃんのお母さまは、その後いかがお過ごしですか?Mちゃんも新しい環境に慣れて、笑顔いっぱいの園生活を送っていらっしゃることと思います。「そんなこともあったよね。」と、笑って話せる時がきっと訪れることと信じております。
当時、おもちゃを口に入れて「なめなめ期」真っ盛りだったMちゃん。存分になめてもいいように、安心して口に入れられるおもちゃを新しく用意させていただきました。
残念ながらその後Mちゃん親子さんはお見えにならなくなったので、このおもちゃはおもちゃ箱で眠ったままです。
左は手触りもよく、かさかさする感触が心地よく、
キリンのほっぺを押すとキュッキュと音がでます
右はくまちゃんの起き上がりこぼし
そっと押すとコロリンと音を出して倒れ、と思うと戻る!
見てよし!触ってよし!
五感を促す優れもの💛
おもちゃ箱から出られる日を待ちわびているかもしれませんね。(笑)
先日、Rくんとおばあちゃまがご挨拶に見えられました。この3月に職場を退職されて、これからはRくんのフォローに専念されるそうです。今まではRくんが体調を崩して園をお休みする場合、おばあちゃまの休暇の都合がつかない時にお預かりさせていただいておりました。おばあちゃんっ子のRくんも涙がたくさんでるお子さんでした。エピソードがたくさんあり、思い出がたくさんあります。
Rくんにとっては嬉しい環境の変化ですから素直に喜ばしいことです。ちょっぴり淋しい反面、こんな風にご挨拶に来ていただくことは冥利につきます。
これからはRくんの健やかな成長を祈念し、陰ながら応援させていただきます。恐竜が大好きなRくん、がんばれ!!
ありがとうございました。