2026年4月16日木曜日

花一輪

 

桜の花だよりは青森まで北上し、中旬頃に満開を迎えるとか!?

城好きな私としては、弘前城を背景にした満開の桜に心馳せています。次は五稜郭でしょうか!?

 

 気候に左右される花の見ごろをキャッチするのは、なかなか難しいですね。

 

 待ちに待った一輪がようやく花開きました。こんなに一輪の花が開くのを待ち望んだことが、かつてあったでしょうか!?

 

<椿/天女の羽衣>

 というのは、3月8日の茶事で床に飾る一輪を待ちわびていました。

「開いてくれたかな?」と、椿の花芽を確かめるのが、毎朝の日課になっていたこの頃。桜の開花よりも最大の関心事が、椿の開花でした。

 

人間の思惑で自然界のありようを左右できるはずもなく、「時すでにおそし!」ではありますが…。一カ月遅れの床の間。

 

 

掛け軸<福寿>雲洞庵石流筆
花・天女の羽衣
花入れ・朝鮮唐津/鶴首

 千利休の美学に、花は「花は野にあるように」という教えがあります。華やかさを求めず、清楚で季節の自然の花木を好まれたようです。

 

  床に生ける花一輪にも心をくだき、お客様を最高な状態でおもてなしをする。

  人間の思惑通りに花(椿)は開いてくれませんでしたが、茶事を無事終えることが出来、夫と共に胸をなでおろしにんまりしています。花一輪を求めて東奔西走した苦労は、吹き飛んでしまいました。(笑)

 

先日。万代橋チューリップフェスティバルが開催されたことと園児たちの様子が、ニュースで放映されていました。

 

保育園に勤務していた頃。年長の子どもたちと共に、市内バスを利用してこのフェスティバルに行ったこと、自分たちで植えたチューリップを見つけると子どもと共に大喜びしたことが、懐かしい思い出です。

 

路線バスを利用して地域以外を散策するという社会体験すると共に、自分たちが植えたチューリップの生育に関心を持つ花育に、この市内遠征の意義でしたが、子どもたちの安全確保に相当な神経を遣いました。

 

きれいな花(物)を見て、「きれいだね。」と素直に言える社会であってほしいと願っています。

 

<春の彩り>
手前/チューリップ・アネモネ・ムスカリ
奥/沈丁花・利休梅