2020年8月30日日曜日

「育つ力」この夏の出来事 Part2

 💛インゲンマメの花

  

インゲンマメの白い花が見事に咲いてくれました。
「なんとか花を咲かせてほしい。」との願いが届いたようです。

  

「はよう 芽を だせ かきのたね、ださんと はさみで、ほじりだすぞ」

 「はよう 木に なれ、かきの芽、ならんと、はさみで、つまみきるぞ」

 

 それは、まるで昔話の「かにむかし」のように…。

いのちを引き継ぐ花を咲かせてくれました。

 

 花が咲くと、次は実が実ることへ期待が高まります。

もしかしたら蒔きどきを過ぎてしまったのかもしれない一粒のマメの種ですが、一生懸命、天に向かって生き、伸びようとするその様に、孫の成長を重ね合わせてしまいます。

 

「花が咲いて、良かったね!」

この時の喜びや感動を忘れずに、「もっと、こうなったらいい。」などと、たくさんの欲を持たず、健やかに成長することを見守っていきたいと思います。

 

「もったいないから植えてみたよ。」という、孫の気持ちを大切に育んでやりたいと思います。

 

この頃、…。

利用者さんの小さなお客さまたちとまた向き合う機会をいただき、感謝しております。

 目の前の大人を信頼し甘え、笑い、時には泣き、そんな子どもの姿に、心和む時間を過ごさせていただくと同時に、一人ひとりの大切な命をしっかり受けとめ、緊張感をもってお仕事をさせていただいております。

私たち大人の一挙手一投足を見、真似、時には「そうじゃないよ!」と自分の思いをしっかり伝えてくれることが嬉しいです。邪心がなく、清々しいばかりです。

 

遠くない未来において、…。

子どもたちが安心して遊び、人と人とのつながりの中で、心から笑いあえる日常が一日も早く戻ってくることを心から願っております。

 

 💛いのちの言葉

  

相田みつを いのちのことば
「育てたように 子は育つ」
(相田みつを 書 佐々木正美 著)より

 相田みつをの書を手にすると、その時々に、心に響く言葉に出会うことができます。

 

 「いのちの重みや尊さ」について向き合い、考えさせられることの多い8月。コロナ禍の中にあって、今年はより一層その思いが強くなったように感じています。

2020年8月20日木曜日

「育つ力」この夏の出来事

💛インゲンマメ

 

       これは、


小5になった孫が1学期の終業式の日、学校から持ち帰って植えたインゲンマメです。

何でも理科の実験に使った豆(種子)が余ったので、「もったいないから、庭の隅っこに植えてみた。」とのことでした。

 ある日のこと。

突然土を押し上げ、芽を出した時の驚きと喜び。次に双葉が出、さらに本葉が出た時にはまたまた感動。だめでもともとと思って植えたものでしたから、まさかの成長に目を見張り、その度に孫と共に喜びと感動を共有しました。

 それが今では、天まで届くかと思うほどの勢いでつるがどんどん伸びて、そしてつるが絡む支柱がなくなると、その都度支柱の棒が足されていっています。これは園芸担当の夫の役割です。今や、脚立の足場なくしては手に届かないほどです。

 孫の背丈をとうに越し、さらに伸び続けているインゲンマメを見上げ、「まるでジャックと豆の木のお話のようだね。」と言いながら、花が咲き、実がなる日を待ちわびる孫とそれを見守る孫親二人です。

 夏休みの前半(8月初旬)は毎日のように雨が降り続き、日照不足の影響は大きいですね。植物の成長には、発芽の環境(土)と成長していくのに栄養(水と日光)が、不可欠です。

 子どもの成長にも同じことが言えるかもしれませんね。適切な時期に適切な栄養(愛情)をたっぷり与えられることで、こころ豊かな子どもに育っていくのでしょう。

 

長い間、たくさんのお子さんを見てきて感じることですが、たっぷりな愛情が必要なお子さんもいれば、あっさりのお子さんもいて、お子さんによって求める愛情の量は、違うようです。

 💛ゴーヤのパワー

  例年の夏は、次々に実るゴーヤの収穫と一つも無駄にしないためのゴーヤ料理に追われていました。手塩にかけて育てている夫には大変申し訳ないのですが、正直少々手をやいているところもありました。ゴーヤ料理アラカルト、ゴーヤチャンプルは言うまでもなく、サラダ、きんぴら、佃煮、スムージーなどなど。

 今夏は、やはり日照不足により、かつてのボヤキが懐かしいくらいの不作。花が咲く前に何ものかによって茎を食べられてしまう状態が続出。犯人は誰かと言うと、ゴーヤの茎に群がるダンゴロムシを発見した時は、びっくり!

  そんな訳ですから、一つ目のゴーヤを見つけた時には感動!収穫できたことに感謝です。

  

  早速、我が家では定番のゴーヤチャンプルを作り、美味しくいただくことができました。

 

💛命の営み

    

羽化途中!イナバウアー?

  

           

見事成功!さなぎの主は誰かと思えば、アゲハチョウでした。
大仕事後、我が家の庭で羽を休め、飛び立っていきました。
「お疲れさまでした。」

 

雨の合間、金木犀の葉っぱに止まって骨休めをしているナツアカネ?
正確な名前を調べてみましたが、分かりませんでした。

           

1.5㎝ほどに成長したカマキリの赤ちゃん。
ラベンダーの花がお気に入りのようです。

 

   我が家の庭で幾つかの命が生まれ、育ち、飛び立っていきました。

 慌ただしい日常では、気づくことができなかっただろう、小さな命の営みの発見

 でした。自粛生活の中だからこその気づきだったかもしれません。

 残念ながら、カメラが苦手?なアマガエルたちは捉えることができませんでした。(笑)

 雨が似合う花あじさいとカエルの合唱も圧巻でした。

  

 💛梅干しのパワー

    

待ち遠しかった晴天の日/自宅前で

 

「梅干し作り」に初挑戦!

藤五郎梅5㎏を二つの瓶に分けて塩で漬けこみ、途中赤しそ投入。そして、いよいよ土用が過ぎてからの天日干しを待つばかりの日々。土用を過ぎても梅雨も明けないまま連日の雨。日本各地で豪雨災害をもたらしていることを考えると、「梅の天日干しがなんだ!」と、晴れる日を気長に待つことにしました。

  いよいよその日が到来。梅を一つずつトレイに並べ、赤しそも絞って並べます。夕方またかめに戻し、翌日またこの作業を繰り返します。途中で梅をひっくり返す作業もあり、なかなか手間のかかる作業でした。

 

 「梅干し」は、梅の実を健康のために活かすという先人の知恵の伝承です。これも自粛生活の中、経験できたことの一つでした。

 

 この連日の暑さとコロナ禍の中、休むことなく子育てをしているお母さまたちに、心から敬意を表したいと思います。

 

 「頑張っているお母さんに寄り添いながら、子育てのお手伝いをさせていただきたい。」この願いは、変わらずに持ち続けていきたいと思っております。