自分で言うのもおこがましいのですが、こころほいくでは施設規模の割に、絵本やおもちゃの数が多いと自負しています。
ただ残念なのは、(自分と)遊んでくれるのを出待ちして眠っているおもちゃの存在です。簡単に言うと、お子さんの手に触れられていないおもちゃが多々あります。絵本についても同じです。お子さんに読まれていない絵本がたくさんあります。
その訳はと言うと、…。
お預かりするお子さんが不特定であることから、未知なる出会いのお子さんをイメージして、「喜んで遊んでもらえるおもちゃ」を選んで(揃えて)きた結果です。
絵本について言えば、「お子さんに読んであげたい絵本がたくさんあるから」の一言につきます。読んであげたいと思っても、無理強いは禁物ですね。無理強いは、お子さんの絵本嫌いに繋がるからです。
お子さんの興味に応じて、読める機会がある時を捉え、手の届く所に絵本があればいいなと考えています。お子さんの興味は様々ですし、絵本好きなお子さんは、「これよんで!」と自分で絵本を選んでくれるので、喜んで読ませていただいております。
読んであげたい絵本の数々と定期購読している月刊誌「こどものとも0・1・2」とで、こころほいくでは絵本も増えるばかりです。(笑)
こころほいくは、手触りも優しく、木でできている安心安全なおもちゃたちばかりです。そんな中、最近新しい仲間が増えました。(素材は、ポリ塩化ビニル)
3歳以上の男のお子さんをお預かりする時に、恐竜のフィギュアがあるといいなと、ずっと考えていました。そんな折、たまたま東京の某デパートに行った際、玩具売り場で探してみましたが、納得いくものに出会えませんでした。怖さもあってこその恐竜の魅力だと思うので、それなりのリアリティが欲しいと思いました。「子どもだからこそ、嘘っぽさではごまかせない」「子どもだからこそ、本物に近いものに出会わせてやりたい」と思っています。
新潟に戻り、やはり困った時は「おもちゃの専門店・クルテク」さん でした。
臨場感たっぷりのティラノサウルスとトリケラトプスを発見!
左/ティラノサウルス 右/トリケラトプス トリケラトプスは口が動くので、迫力があります 後ろは、124種の恐竜が載っている図鑑 手で触って、目で見て… |
翌日お預かりする予定のS(2歳3か月の男児)くんの顔が思い浮かびましたので、「喜んでくれる」ことを願い、連れて帰るしかないと思い、求めました。
予想が見事的中しました!
即、Sくんは手に取り「ガオー!」と遊び始めてくれたのです。Sくんに笑顔がこぼれ、かけがえのない喜びの瞬間ですね。
そんなこんなで、こころほいくの絵本やおもちゃが増えていく訳ですが、お子さんの笑顔との出会いに喜び、感謝を持って、開設から7年目の今日をスタートさせていただきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
レタスが終わったプランターに人知れずひっそり咲いていた紅色の花? こんなに小さいのに、しっかり百日紅でした 左側は、昨年育てていたベコニアが土の中でこの時を待っていたかのようです 来年につなげていきたいと思います |
こぼれ落ちた百日紅の種が芽を出し、花を咲かせていたのです。
記念の日に嬉しい発見でしたので、紹介させていただきました。
まさに命の営みを感じた日です。