青空と鯉のぼり、水がはられた田んぼと緑の苗、巣作りの場所を探すツバメのさえずりなど、季節の変わり目を知らせてくれています。
風薫るさわやかな季節の到来ですね。
一昨日は、「こどもの日」でした。
我が家は、利用者さんがいらっしゃらない合間を見ての洗濯日和で大忙しでした。物干し場をフル稼働させ、絵本「せんたくかあちゃん」の世界感さながらの爽快感を味わいました。
先日、市より「新潟市子ども条例」の情報提供がありました。
【第1章】
総則による基本概念によると、
「子どもは、一人の人間として尊重され、今を豊かに生き、成長発達する権利を子ども固有の基本的権利(子どもの権利)として有しています。」と、記されてあります。
「この権利を実現するために、次の権利が保障されなければならないとあります。
〇身近なおとなに、いつでも自由に思いや願いを表明し、ありのままに受け止めてもらい、適切に応えてもらうこと。
〇自然、仲間、地域及び社会との関りの中で生きること。」と続いています。
昨日のことです。
5か月と2週間余の女のお子さんをお預かりさせていただきました。
すでにしっかりとした意思を持っていらっしゃることを場面ごとに感じつつ、
保育させていただきました。
赤ちゃんですから、「お腹がすいたよー!」「眠たいよー!」の訴えは当たり前。
抱き方や立ち位置、抱き手の違いなどの微細な事柄にも、「あーあー!」と声を
発し、関わる私たちおとなに訴えかけてきてくれます。
まさに、「いつでも自由に思いや願いを表明し、ありのままの自分を受け止めてもらいたい」そのものであり、
「適切に応える」行為で関わらせていただきました。
満たされたEちゃんは、しっかり笑顔で返してくれます。
結果、終始お互いが笑顔の中で、お預かりをさせていただきました。
こうした応答関係の中で愛着関係を育んでいくのだろうと、実感させていただいた1日となりました。
子どもの笑顔が絶えない社会をつくること、子どもの生きる権利を守ることは、大人の責務です。
「こどもの日」が祝日となった主旨である、「すべての子どもの健やかな成長と幸福を願って」の実現が、日本のみならず世界中の子どもたちに広がることを心より願っております。
平和を願い、一碗のお茶を点てさせていただきました。
こころほいくの「こどもの日」は、協力者である夫と共に一服のお茶を
いただくことが習わしになりそうです。(笑)