2023年11月8日水曜日
秋の装い
2023年9月28日木曜日
秋の訪れ
残暑が厳しかった9月。
急に涼しくなってきたここ数日。この寒暖差に体調を崩しているお子さんもたくさんいらっしゃることと思います。
先日、久しぶりに訪れたRくん(2歳10か月)も、その一人だと思います。ひとたび出始めると、咳き込んでしまい、本当に辛そうです。昔むかし、娘がそうであったように、変わってやれないことのもどかしさを感じながら、背中をさすってやることしかできませんでした。
預かりのおばちゃんですらこう感じるのですから、いつもみていらっしゃるおばあちゃんは、なおのことですね。お辛いことと思います。
「咳がでるので、大事をとって園をお休みさせたい。」そんな時に、「こころほいく」を利用してくださっています。おばあちゃんのRくんを慈しむ愛情に頭が下がります。
「困った時に、こころほいくの存在を思い出していただく」
微力ですが、子育てのお手伝いをさせていただいていることに、感謝しております。
Rくんはこの後、泣き疲れたこともあるとは思いますが、大好きな車の絵本に目を向けてくれ、「コンクリートミキサーしゃ!」「ダンプカー!」と進み、自分でページをめくるようになると、「たっきゅうびん!」と言葉も軽やかになり、すっかり気分を切り替えてくれました。(絵本の力に感謝!)
絵本を入口にして遊びの世界に入ってきてくれたRくん。そこからは、恐竜を操り、ままごと遊びを楽しんでくれていました。最後は、電車遊びでした。
子どもが泣く時には必ず理由があると思うので、その理由が何かを理解した上で、「そうだね。つらいね。泣いていいんだよ。」と、過剰な言葉がけはせずにひたすら泣きたい気持ちに寄り添っています。
十分に泣いた後に見せてくれる子どもの笑顔は、やはり最高です。
保護者の方の安心安全だけではなく、お子さんが安心して楽しく過ごしていただくことが一番!です。お子さんの育つ力にも感謝です。
季節は巡り、秋の訪れを感じる昨今。
中秋の名月を愛でる頃となりました。雨の日が続き、空模様が気になるところですが、まん丸お月さまを眺めてほっこりできることを願っています。
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| ススキと吾亦紅(われもこう) うさぎのおまんじゅうを添えて、一日早いお月見です 「あ~した てんきにな~れ!!」 |

あーよかった
おつきさまが わらってる
まんまる おつきさま
こんばんは
こんばんは
(最終ページより)
先日遊びに来てくれたMちゃん(7か月)に読んであげた絵本の中の1冊です。「いないいないばあ」「いいおかお」を定番で読んでいるのですが、十五夜が近かったので、今回は「おつきさまこんばんは」を加えてみました。
赤ちゃんが初めて反応するものの形は丸だと言われていますが、と同時に
明度の高い黄色も見やすい色のようです。そういう意味では、0歳の赤ちゃん
に「おつきさまこんばんは」は、赤ちゃんの目にとまりやすい絵本なのかもしれませんね。
Mちゃんが、じっと見てくれたことも納得です。
お母さんに抱っこされている状態でしたので、安心感もあってのことだと感じました。
| 秋の花 萩(はぎ) まだ低木ですが、暑いあつ~い夏を乗り越えて 見事に花を咲かせてくれました 花言葉は、「柔軟な精神」です |
しなやかな心を持ちながら、お子さんと共に「たのしい!」をたくさん見つけられる秋にしたいと思います。
2023年9月1日金曜日
絵本大好き!おもちゃ大好き!
自分で言うのもおこがましいのですが、こころほいくでは施設規模の割に、絵本やおもちゃの数が多いと自負しています。
ただ残念なのは、(自分と)遊んでくれるのを出待ちして眠っているおもちゃの存在です。簡単に言うと、お子さんの手に触れられていないおもちゃが多々あります。絵本についても同じです。お子さんに読まれていない絵本がたくさんあります。
その訳はと言うと、…。
お預かりするお子さんが不特定であることから、未知なる出会いのお子さんをイメージして、「喜んで遊んでもらえるおもちゃ」を選んで(揃えて)きた結果です。
絵本について言えば、「お子さんに読んであげたい絵本がたくさんあるから」の一言につきます。読んであげたいと思っても、無理強いは禁物ですね。無理強いは、お子さんの絵本嫌いに繋がるからです。
お子さんの興味に応じて、読める機会がある時を捉え、手の届く所に絵本があればいいなと考えています。お子さんの興味は様々ですし、絵本好きなお子さんは、「これよんで!」と自分で絵本を選んでくれるので、喜んで読ませていただいております。
読んであげたい絵本の数々と定期購読している月刊誌「こどものとも0・1・2」とで、こころほいくでは絵本も増えるばかりです。(笑)
こころほいくは、手触りも優しく、木でできている安心安全なおもちゃたちばかりです。そんな中、最近新しい仲間が増えました。(素材は、ポリ塩化ビニル)
3歳以上の男のお子さんをお預かりする時に、恐竜のフィギュアがあるといいなと、ずっと考えていました。そんな折、たまたま東京の某デパートに行った際、玩具売り場で探してみましたが、納得いくものに出会えませんでした。怖さもあってこその恐竜の魅力だと思うので、それなりのリアリティが欲しいと思いました。「子どもだからこそ、嘘っぽさではごまかせない」「子どもだからこそ、本物に近いものに出会わせてやりたい」と思っています。
新潟に戻り、やはり困った時は「おもちゃの専門店・クルテク」さん でした。
臨場感たっぷりのティラノサウルスとトリケラトプスを発見!
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| 左/ティラノサウルス 右/トリケラトプス トリケラトプスは口が動くので、迫力があります 後ろは、124種の恐竜が載っている図鑑 手で触って、目で見て… |
翌日お預かりする予定のS(2歳3か月の男児)くんの顔が思い浮かびましたので、「喜んでくれる」ことを願い、連れて帰るしかないと思い、求めました。
予想が見事的中しました!
即、Sくんは手に取り「ガオー!」と遊び始めてくれたのです。Sくんに笑顔がこぼれ、かけがえのない喜びの瞬間ですね。
そんなこんなで、こころほいくの絵本やおもちゃが増えていく訳ですが、お子さんの笑顔との出会いに喜び、感謝を持って、開設から7年目の今日をスタートさせていただきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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| レタスが終わったプランターに人知れずひっそり咲いていた紅色の花? こんなに小さいのに、しっかり百日紅でした 左側は、昨年育てていたベコニアが土の中でこの時を待っていたかのようです 来年につなげていきたいと思います |
こぼれ落ちた百日紅の種が芽を出し、花を咲かせていたのです。
記念の日に嬉しい発見でしたので、紹介させていただきました。
まさに命の営みを感じた日です。
2023年8月14日月曜日
一期一会
猛暑の中、スイスから一時帰国していたKちゃんの親子さんが、先日訪ねてきてくれました。幼い顔だった当時から3年6か月ぶり、すっかり少女に成長したKちゃんとの再会でした。ブランク感は全くなく、お預かりしていた当時にタイムスリップして、あんなことやこんなこともあったねと、思い出話に花が咲いた5時間余り。
言葉や文化の壁を乗り越えるために、がんばり屋さんのKちゃんがどれだけ頑張ってきたか、たくましく成長した姿から容易に想像できました。「ようこそ、こころほいくへ」の気持ちで、ゆるやかな時を過ごしてもらいました。Kちゃんの親子さんが、無事帰国の途に就かれることを祈っております。
「ありがとうございました。」心より感謝いたします。
「こころほいく」の開設からもうすぐ丸6年、振り返りの節目を迎えます。コロナ禍より、少しずつ利用者さんが減ってきている現実を受けとめつつ、こうして海外に拠点が移っても懐かしんで訪ねてくださったKさん親子、県外から利用してくださったMさん親子、体調が悪い中を他区から預けに来てくださったSさん親子等々、こうした方々に支えられて「こころほいく」があります。
数字にとらわれることなく(気にかけつつも)、必要としてくださっている方々のために「こころほいく」の存在があると思っております。
これからも保護者の方のニーズと一人一人のお子さんの心に寄り添い、丁寧な保育を心がけてまいります。そして、「一期一会」のご縁を大切にしていきたいと思っております。
心新たにしてスタートします7年目、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2023年8月5日土曜日
夏
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| きゅうりの葉っぱの上で、避暑をしているカエル その後ろ姿にほっこり! |
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| いつも見ているアゲハ蝶とは違う、この日は新顔さん |
2023年6月28日水曜日
紫陽花
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| 2種類の紫陽花 左/新潟にいる二女より 右/東京に住む長女より 「母の日」のプレゼントです |
紫陽花が美しい季節ですね。
我が家にも2種類の紫陽花が色づき、綺麗な花を咲かせてくれています。
花芽をつけなかった年もあるので、無事咲いてくれてホットしています。
と言うのは、二人の娘から「母の日」のプレゼントでもらった鉢花だからです。数年が経ち、随分大きく成長してくれました。冬を乗り越え、春になって青々と葉っぱが色づいていく姿を見守りながら、贈ってくれた娘たちに思いを馳せることもしばしばです。
「子育てと植物を育てるのは似ている」と言われますが、植物を育てていると本当にそうだなと思うことがあります。
水をやらなければ枯れ、やりすぎれば根腐れを起こします。適切な時に適切な世話をしてやることが求められます。だからと言って、かまいすぎてもよくありません。そして何よりも、すべての草花が同じ条件を好むわけではありません。
紫陽花は、雨の季節に咲く花だけに、水が大好きな花です。土が乾くと、葉っぱも花芽も頭が垂れて、「水がほしい!」のサインを発してくれるので、とても分かりやすい花だなと思います。
でも皆が皆そうだとは限らないですし、花の状態(子どもの姿)を見て、わずかなサインを逃さない、しっかり看取る力が大切ですね。植物も子どもも同じです。
私が大好きな都忘れの花は、違っていました。夏場は半日蔭でよくて、乾いたらたっぷり水をやります。我が家に中々居着いてくれなかったのは、この適切なお世話ができていなかったのでしょうね。構いすぎていたと反省しているところです。
それぞれの植物に合った水・栄養・日差しはもちろんですが、健康な根を下ろすためのふかふかな土作りが一番大切ですね。子育てで言うなら、家庭環境でしょうか。何かができるとかできないとかでなく、子どものあるがままの姿を受け入れ、優しく時には厳しさで、温かく包み込んでくれる愛情と(家庭)環境が大切ですね。
そんな中でこそ「自己肯定感」が育まれ、生きる力になっていくのではないでしょうか。
綺麗に咲かせた花を見て癒され、元気をもらっています。子育てや預かり保育の仕事もそうですが、「もっとこうした方がいいかな?」と工夫をし、時には反省しながら、今を大切にして楽しもうと思っています。

二女からもらった紫陽花
手前は、花が終わった都忘れ
東京に住む長女からもらった紫陽花
鉢が手狭になり、
一回り大きい鉢に植え替えの予定です
家を訪れる人にも見て欲しかったので、鉢の一つを玄関に移しました。すると、二つ並んでいたときは寄り添うように咲いていたのに、離れたことで枝を十分に広げ、互いが伸び伸びと花を咲かせているではありませんか。自己発揮している姿が、紫陽花を通して二人の娘と重なり、垣間見えたような気がしました。母の願いです!(笑)
子どもが伸び伸びと育てる環境を保障してやるのが、私たち大人の役割だと思った瞬間でもありました。
2023年5月13日土曜日
「おかあさんだいすき」
ようやく五月晴れが戻ってきました。
こころほいくの散歩道にある田んぼに水が張られ、今年も無事田植えが終わったようです。この苗がすくすく成長し、やがて稲穂になり、秋には収穫の時を迎える。毎年繰り返されているこの自然の営みを見ていると、元気がもらえるような気がします。日本の農業(農家さん)が頑張る姿にエールを送りたくなるのは、私だけでしょうか!?
さて…。
こころほいくの利用者さんの中にも、この春入園入学されたお子さんがいらっしゃると伺っております。無事5月の壁を乗り越え、新しい環境に慣れてきた頃でしょうか。
先月の話になりますが、こども園に明日明日入園するという2歳5か月のRくんをお預かりした時のことです。
初めての環境場所に、臆することもなく、お母さんともさらっと別れ、即遊び始めたRくん。気に入ったおもちゃを見つけると、楽しそうに遊んでいたRくんでした。私たち大人にもすっかり馴染んでくれていましたので、「園生活の経験があるから慣れていらっしゃるんだな。」と、思っておりました。持ち物には「〇〇こども園〇〇〇」と書かれてありましたので、すでに入園されているお子さんだと思っていたのです。
絵本を読んだり、お話をしたり、たくさんのおもちゃで遊んでいるうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。
3時間後、お母さんがお迎えに来られました。その時、数分前までとは全く違うRくんの姿に驚かされました。
書類を書いているお母さんの背中にずっと負ぶさって、甘えていたRくん。この姿こそが、2歳5か月のお子さんらしい、本来の姿だと思いました。Rくんなりに、けなげにも一生懸命我慢をしていたのですね。
Rくんのプロフィールをこの時にお聞きして分かったのですが、入園を明後日に控えているとのこと。慣れていらっしゃる様子から、入園していると思ったのは、私たちの勝手な思い込みだったのです。
「一人ひとりを大切に、子どもの心に寄り添った細やかな保育」を信条にしながら、言葉だけで終わっていなかったか、Rくんの心に気づいてやれなかったことを反省させられた出来事でした。
自我のめばえと共に自己主張が活発になり、「イヤイヤ期」真っただ中にいる2歳の頃ですが、この日のRくんの姿からは、我慢することもしっかり学んでいることを教えてもらったように思います。
「Rくん、お母さんがお迎えに来るのを待つことができて、えらかったね!」と、褒めてあげたいと思いました。
この仕事をさせていただく中で、これまでたくさんのことを学ばせていただきましたが、まだまだ学ぶことが多いと感じるこの頃です。
「おかあさんだいすき」
大好きなおかあさんの誕生日にあげるものを見つけに出かけた主人公だにー。
出会った動物たちに相談してみるのですが、にわとりのうんだ卵もだちょうのはねの枕もみんなもっているものばかり。なかなかいいものが見つけられません。最後に森に行っただにーは、くまさんからいいことを教えてもらいました。
それは、おかあさんのくびにぎゅっとだきつくことだったのです。
おかあさんのくびにぎゅっとだきついてほおずりした主人公だにー。その嬉しそうな顔が、Rくんの笑顔と重なります。明日は、大好きなお母さんの日ですね。










