2017年10月30日月曜日

子育て 2


  💛ある晴れた日に
   
   先日、中央区にある施設にお邪魔させていただきました。そこは、妊婦さんや
  親子をサポートしてくれる居心地のよい場所でした。子育てには、心配や悩みは
  つきものです。そんな時、小児科・助産師・保健師・保育士の専門職の方々の
  見守りや応援の中で子育てできるのは安心ですね。お母さんの安心は、赤ちゃん
  の安心ですね。当日利用されていたお子さんがみんな落ち着いていて、いい顔を
  していたのはそういうことですね、きっと。
   新潟にこんないい居場所があることを初めて知りました。
  まさに子育て応援団ですね。

   あと、…。
  子どもが十分に遊べる場所とおもちゃが用意されていて、良質な木のおもちゃ
  もたくさんありました。
   私がいつもお世話になっている木のおもちゃの店・クルテクさんが、レイア
  ウトされたことを後で知って、納得しました。

   子どもが居心地よく過ごせる場所には、遊びの環境+おもちゃが、それも
  良質なものが必要で大切であることが、よくわかりました。

   台風通過後の久々のお天気でしたので、洗濯好きな私としてはもったいない
  外出でしたが、それ以上に得るものがたくさんあった半日でした。

   希望者にはランチ(※)を安価で提供してくださっていて、私も美味しくいただい
  てきました。栄養バランスを考えた優しい味のお食事でした。子どもの笑顔と
  同じくほっこりしました。笑
                             (※)要予約です。
   
   
   若いお母さんたちに混ぜて受け入れてくださったスタッフのみなさん、当日
  は大変お世話になり、ありがとうございました。


まだまだ十分とは言えませんが、
足りないところを補えるように努力したいと思います。

2017年10月21日土曜日

子育て

💛お母さんにお薦めしたい1冊です。

  


「こどもへのまなざし」「続 子どもへのまなざし」「完 子どもへのまなざし」

     この本の著者である佐々木正美先生は、長年、児童精神医療の現場で
    たくさんの子どもとその親御さんと関わり、寄り添ってこられました。
     また、大学で教鞭をとられる傍ら、保育や教育現場に携わる者を
    対象とした講演会活動に全国を忙しく飛び回っていらっしゃいました。

     「思いやりのある子に育ってほしい」と私たち大人は願います。
    そうであれば、「私たち大人が、子どものことを十分に思いやりながら
    育てればいいのです。」と先生は語っています。
     また、乳幼児期は人格の基礎を作るだいじなときであること。家を
    建てる時の基礎工事の大切さと同じであるとも語っています。

     「根拠のない自信」を育むことの大切さ。「〇〇ができる」
    「△△ができる」という能力は「根拠のある自信」ですが、それは
    揺らぐもの。「ありのままの私」を無条件に愛されることで培われた
    「根拠のない自信」は揺らぐことはありません。

     このことは、自尊感情であり、自己肯定感であり、ひいては
    「生きる力」につながるのではないでしょうか。

     得意なことより不得意なことの多い私です。
    保育園で働いていた頃、何でも卒なくこなしている同僚を見ながら、
    「うらやましいな。」と思うこともしばしばありました。

     でも…
    「子どもが大好きだと思う気持ちは誰にも負けない。」と妙な
    自信がありました。

     20年も前のことになりますが、講演会で佐々木正美先生と
    出会い、ご著書に触れるにつけ、「あなたはあなたのままでいい」
    と私に言ってくださっているように感じました。

     以来、保育士としての私の大きな支えとなりました。
    「子どもが大好きという気持ちを大切にしていきたい」
    「子どもとお母さん一人ひとりに寄り添った保育士でありたい」と。

     その佐々木正美先生が今年6月に亡くなられていたことを最近知り
    ました。佐々木正美先生には、たくさんのことを学ばせていただきました。
     遅まきながら、この場をお借りして感謝の気持ちをお伝えさせていただく
    と共に先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


    

2017年10月13日金曜日

子どもとおもちゃ 2

💛赤ちゃんの笑顔

    「赤ちゃんは、泣くのが仕事だから…」「泣くのも運動!」と私の
   子育て時期は、母を始め先輩諸姉から言われたものです。
    「うん、うん。確かに、確かに…」

    そうですね。言葉という手段を持たないこの時期の赤ちゃんは、「泣く」
   ことで周囲の大人にメッセージを発し、訴えます。
     「お腹がすいた」
     「オムツがぬれて気持ちがわるい」
     「眠たい」「抱っこして」等々。

    「よし、よし。わかったよ」と周囲の大人がまず受け止め、してほしい
   ことの行為(おっぱいやミルクを飲ませたり、オムツを替えたり)をして
   やることで、やがて赤ちゃんの欲求は満たされ、泣きやんでくれることと
   思います。そして、笑顔さえも見せてくれます。母子ともに安堵する瞬間
   ではないでしょうか。

    見知らぬ環境におかれた赤ちゃんがまずすることは、天井をくるくると
   見回し、不安から泣いたり、ママの姿をさがして泣いたり、やはり周囲に
   訴えることでしょう。

    そんな時、赤ちゃんの興味をひくものが天井に吊るしてあると、
   「何かな?」「ちょうちょうかな?」と精いっぱいの笑顔で語りかけながら
   赤ちゃんとの信頼関係を作るための最善の努力をします。

      

 
 風に揺らてて動くおもちゃ、木のぬくもりと温かさを感じさせてくれます。
もちろん、大人の笑顔が最大の効果なのですが、おもちゃも手助けをして
    くれます。

    これがおもちゃなのかどうかは取り合えず置くこととして…
    赤ちゃんにやすらぎと安心をもたらしてくれるものだと思います。
    そして、
    大人からの語りかけ情報によって、「ちょうちょ」というものへの認識や
    興味が芽生えていくことでしょう。
    
    リアルではないけど、リアルティがあり、柔らかな色合いと可愛さに魅かれ、
    最近求めました。黄色と水色のお友だちもいます。
    

2017年10月10日火曜日

子どもとおもちゃ


 💛赤ちゃん時代
  
   3か月の頃。首が座り始めるこの頃の赤ちゃんは、目の前で動くものを
  追いかけるようになりますね。赤ちゃんは、丸いものが大好き。赤や黄・
  青の鮮やかな色も赤ちゃんのお好みのようです。
   4か月。目の前にぶら下がっているものに手を伸ばして触れ、握ってみる。
  目で見て、触ってみて、(鈴や木が触れ合う)音を聴き、五感が刺激されます。
  口でなめたり、手でいじる遊びが大好きなのもこの頃の赤ちゃんの特徴ですね。


   

 ( ベビージム ムジーナ   セレクタ社 )

       これは、(小2の)孫が生まれた時に初めて買ってあげた
      おもちゃです。8年経った今もなお、木のぬくもりが伝わってきます。
       
       今から30数年前のこと…。
      寝返りもハイハイもゆっくりめだった我が息子。「太っちょさんだから」
      とあきらめていた母である私。
       そんな時、今は亡きおばあちゃんが、音の鳴るおもちゃを息子の前方に
      かざしながらハイハイを促してくれました。「さすが!おばあちゃん」
      と新米ママだった私は感心したこと、ほろ苦く懐かしい思い出です。
      息子の小さい後ろ足をそっと押してくれました。💛
    


2017年10月8日日曜日

絵本大好き! 2


 *洗濯日和でしたね。
     久しぶりにからりと晴れ渡った青空。
    窓を開けると、甘くて上品な金木犀の香りがただよってきました。
    
    こんな日の洗濯は最高です!
    まさに洗濯日和…
    家中の洗濯ものを探し、探し…。
    ぜ~んぶ洗濯しました。💛

    そうです!
    「せんたくかあちゃん」は、いいました。
    『せんたくものを ほしたあとは 
     ラムネを のんだみたいに すっきりするねえ』

    ラムネ(今なら炭酸水?)を飲んだあとのような爽快感。
       うん、うん、わかる、分かる。

    

         < さとう わきこ さく・え   福音館書店 >

    これは、せんたくの だいの だいの だいすきな かあちゃんのお話です。
    
    くもの上の「かみなりさま」まで洗濯してしまうほど洗濯好きなかあちゃんの話
    に、読み終わったあとも爽快感。

    
    くもの上にかみなりさまが住んでいる??
    お話の世界に入って楽しむことができる子どもに
    とって、「かみなりさまなんていないよ!」
          …なんて話は、ナンセンスですね。
     
    明日も天気になあ~れ!
    雨はほどほどにお願いします!
         

2017年10月7日土曜日

絵本大好き!

*ある日の出来事…
  今晩のおかずのメーンディッシュは、今が旬の秋刀魚の焼き魚です。
  今年のサンマ事情なのか?ただでさえスリムだったサンマが、焼かれたその姿は
  さらにさらにスリムになっていました。
  そこへ匂いにつられてやって来た孫が開口一番、「かわいそうだね!」
  「… …。」
  「そうだね。だから大切な(サンマの)命を『いただきます!』なんだよね。」
  と、ばぁばは答えました。「人間に食べられることによって生かされる大切な命だ
  よね。」
  
  夏休みの課題図書として孫に薦めた1冊のある本を思い出しました。
  
  「『いのちを いただく』のことだね。」
            …さすがに感のいいわが孫です。(笑)

  命あるモノを食べる人間が残酷なのかどうか!
  小2の孫には、難しい命題かもしれませんが、
  この本に描かれているテーマにちょっぴり近づいた瞬間ではなかったでしょうか。
  
  食事をする前に「いただきます。」を言う、言わせる?そんな賛否両論も昨今ある
  ようですが、…。

  魚であれ、肉であれ、野菜であれ、いのちあるものをいただく食事の前に
  「いただきます。」と感謝する習慣を私は大切に考えていきたいと思います。
  生産者の方だけでなく、目の前の食卓に並ぶまでたくさんの方の「おかげ」があって
  私たちのこの大切ないのちが生かされているのだと私は思います。

  余談ですが、この夏は夫が丹精込めて作ってくれたゴーヤのいのちをたくさんいた
  だいて、元気に乗り越えることができました。感謝です!(笑)

  絵本大好きな私の今日のおすすめ絵本は、
  『いのちを いただく』です。      ※文  内田美智子
                       絵   諸江和美
                       監修  佐藤剛史
         少し渋かったでしょうか?…


     

2017年10月6日金曜日

保育ルームこころほいくのご案内


私は、保育士です。
5年前に定年退職し、母親として三人の子どもを生み育て、
現在は、小学二年生になる孫の放課後を家庭で見ております。
公立の保育士(当時は保母)として38年間勤め、その後の4年3か月は、
保育に関わる仕事をしてまいりました。子どもが大好きです。これからは家庭でのんびりと大好きな絵本を読み、花いじりをしながら過ごすのもいいかもしれません。

でも、…。
「これまで培ってきた保育の経験を生かして、私にできることで子育てしている
お母さんの役に立つことが出来たら幸せだな。子どもと関わる仕事をもう少し
続けたいな!」こんな思いから、この「保育ルーム」を立ち上げました。
お友だちとランチをして、ゆっくりおしゃべりをしたい。ライブコンサートに行きたい。
美容院や病院には子どもを連れていけない。たまには、子どもと離れてゆっくり過ごしてみたいな。

そんな思いに駆られるのは、決して悪いことでもなんでもありません。
いろいろな場合があると思います。
保育園や認定子ども園などの既存の施設では、「一時預かり」の保育サービスを実施しております。

でも、「手続きも大変そうだし、預けるのはおっくう。時間帯が合わない時がある。」と感じたことはありませんか。
そんな時利用していただきたいのが、短時間預かり保育の「ばぁばの保育ルーム“こころほいく”」です。

●ひとり一人に寄り添いながら、丁寧な保育。
●良質な絵本や玩具を通しての遊びの環境の充実。
●言葉を通してのコミュニケーションへの希望と実現。

そんな願いを持ちつつ、「安心・安全の場」を提供することが、最優先課題であると考え、保育に当たらせていただきます。お子さんの健やかな成長を願い、
共に喜びを分かち合うことができたら、こんなに嬉しいことはありません。
子育ては、決して楽なものではありません。でも、大変だからこそ喜びも大きいのだと私は、思います。

束の間離れていた後の親子の対面では、笑顔はもちろんですが、嬉し泣きしてしまう姿もあり、それもこれもかけがえのないものとして感じられたら素晴らしいことですね。
【定員】 若干名 (生後4か月から就学前まで)
【対象】 生後4か月から就学前まで
【保育日及び時間】 月単位で異なります。お問合わせください。
【保育場所】 自宅/新潟市西区小新大通1-7-37
【保育料金】 1時間: 800円  (税別)
       4時間: 2,900円(税別)
【持ち物】 初回のお預かり時に事前に詳細の別紙をお渡しします。
【その他】 食事は、基本的には提供しておりません。(おやつ有り)食事の時間にまたがる場合、0歳児のミルクなど持ち込みは可能です。


【マップ】